みんなのレビューと感想「ポルノグラファー単行本版」(ネタバレ非表示)(10ページ目)
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悲しく切ない嘘
ある日、小説家の木島は大学生の久住に怪我をさせられて右手を負傷し執筆出来なくなる。
保険に加入していなかった久住は途方に暮れ、示談をするにしてもお金もない。
そんな中、木島が口述筆記を依頼することで諸々チャラにする提案をし、ふたりの奇妙な共同作業が始まる。
官能小説家だけあって木島が生み出す言葉を読み上げている際には、思わず吹き出しそうになるのだけれど
怪我をさせてしまった責任として
必死に文章を捉え様とする純粋な久住によって色々と救われます。
右手を怪我したけど、利き腕は左手とか。
締め切りを立て続けに(3本)抱えているかの様に見せておいて本当は仕事が入ってなかったり。
木島の虚言癖に振り回される主人公は純粋で真っ直ぐな分、怒りを露にするのですが
こんな切なくなるような悲しい嘘をつかなければ自身を保っていられなくなるほどに追い詰められていたのかと思うと憎めなくてやりきれなくなります。
木島の嘘はどれも憎めなくてかわいいのです。
マンションを引き払って田舎に帰った木島が携帯を持っていないからと久住と文通をしているのですが本当は携帯を持っている。
その理由が、久住の文字が好きだから。
久住からの手紙が楽しみで何度も読み返してるとか、、色々拗らせながらもかわいい。
純文学くずれの官能小説家というキャラクターはありがちだけど、映画の様に引き込まれ物語に浸れました。by 瞬くヒラメ- 5
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4.0
まだ全話読めていませんが、これからの2人がどうなっていくのか、目がはなせません
実写化もされて、いるみたいです
他のシリーズも読みたいと思いましたby 匿名希望- 0
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4.0
美人だけど意地悪で魔性の相手。その残酷な本性を知った時にはもう取り返しがつかないほど溺れていた、というお耽美がイイ(・∀・)
by 正確な学者- 0
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3.0
攻めが…
なんだろう。攻めがタイプじゃないせいか、受けは好きなのにイマイチ盛り上がりきれなかった。
あと、編集の人と過去を匂わせる感じもあんまり…。
個人的には可でも不可でもなかったです。by 匿名希望- 0
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5.0
色気
黒髪眼鏡でしっとり美人系なこの見た目であんなえっろい囁きされたら誰だってよからぬ気持ちになってしまいそう。
年下くんがイチコロでおろおろしちゃう気持ち分かりみしかない。by 匿名希望- 0
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4.0
じわじわ
私は日高先生や志水先生の様な絵が好きなので絵が暗く感じ、内容に入り込めずに読んでいましたが、シリーズ3冊読み終わり、また1冊目から読み返してハマりました。
明るさ、爽やかさはありませんが、シニカルな笑いはあり、深い心情を描いている大人なストーリーだと思いました。
更にドラマを観て、実写にしても成り立つ軸のあるストーリーなのだと実感しました。by ミルクスティック- 0
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5.0
えろい…
文学青年とウェイ系大学生の組み合わせそそります…エロい空気がずっと続いて合体まで時間があるのもよきよきです…
by 匿名希望- 0
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5.0
ドラマ、やってたんですね。
全く知らなかったので凹みますよ。
たしかにBLのくくりなのですが、、、純文学に近いような。
いろいろ拗らせたミステリアスな木島先生と大学生久住くんとのお話です
だんだんとしっかりしてくる久住くんが掴めそうでそうはいかない先生を
落とす…いや、久住くんが陥落するのか。。
素晴らしい作品です。by ねこ1- 1
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4.0
深い
BLの中でも異彩だと思いました。物書きの主人公の葛藤と、降り回れる攻めが最高です❗こっちで読んで本誌も3冊揃えてしまいました❗作者の他の作品はちょっとダークな話しが多いけど、このシリーズは好きです。
by まままぁゆ- 0
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3.0
レビュー高いので読んで見ました。作家さんが手を怪我するっていうよくある設定だった!普通に面白かったです。
by 匿名希望- 0
5.0