【ネタバレあり】のんちゃんの手のひらのレビューと感想(2ページ目)

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  1. 評価:2.000 2.0

    他のサイトでも読んでいます。
    違和感を感じるのは小学校入学あたりからです。とにかく普通の小学校、普通の学級にこだわって、養護学校のことを全否定してます。市教や校長が冷静に説明しても両親はケンカ腰です。なんとか入学でき、学校生活が始まりますが、もちろんトラブルだらけです。自分の失敗だけならまだしも、のりこのせいで友達がシチューをこぼしてみんなの給食が半分だったとか、それを「受け止めてくれてる」と思うのは甚だ見当違いです。勉強面でも、決まった数だけ色を塗ることができず、理由は塗り残されたチューリップがかわいそうというのりこに、先生も問題文を変えて、丸をつけてあげます。この夫婦は、障害者を分けないでほしいといいながらも、そう言ったところではのりこを尊重してもらうことを望んでいます。だから自分ファーストになるのです。迷惑をかけない子なんていない、と父親が言いますが、それも見当違いです。
    また、歯医者の院長の夫で裕福な家庭です。祖父祖母のサポートも完璧です。そういった家庭だからできてることも多くありますが、本人達は恵まれた環境というものがあまりわかってないようです。だから、ダウンちゃんを産むか悩んでる夫婦に、幸せだか安心して産んで!なんて無責任なアドバイスしてしまうのです。
    もっと色々な視点から描いてもいいのではないでしょうか。

    by 匿名希望
    • 12
  2. 評価:3.000 3.0

    ダウン症の子供のストーリーです。幼稚園までは共感しながら読んできましたが、皆さんが仰るように小学校入学を巡る口論、入学してからの親のエゴみたいなのに疑問が沸き上がります。
    普通クラスにこだわりすぎてて、他の子への迷惑に気づいていない親にイラッとします。みんなの給食のパンやシチューをぶちまけるのはダメでしょう。授業にもついていけないのに、それはそれで構わないという両親。授業中に抜け出して他の先生や生徒に迷惑かけている時点で普通クラスは無理だと思います。養護学校に行った方がのんちゃんの為にもなると思います。

    by 匿名希望
    • 11
  3. 評価:3.000 3.0

    難しい

    産むことを決断するまでの過程、お姑さんに受け入れられていく過程までは素直にすごいな、強いなと思って読んでいたものの小学校入学にあたり、あまりに普通学級にこだわり過ぎていることに違和感がありました。
    特別学級とか養護学校と普通学級それぞれのメリット、デメリットをじっくり比較検討したうえでのこだわりならともかくそういうわけでもなく特別学級や養護学校をすすめるのは差別!と言わんばかりに抵抗する母親に疑問を感じました。
    のんちゃんのペースで他のお友達と比べることなくゆっくり進んで行く道の何がそんなに不満なのかな。
    障害のないお友達からの刺激は大切かもしれないけど他のお友達の成長、発達に無理して追いつかせる必要はあるのだろうか。
    この母親が何を目指してるのかよくわからなくなりました。
    障害の有無で線引きすることなく、同じ場所にいたとしてもそれぞれの個性に合わせた教育が出来る社会が理想なんだろうけど現実は違うし難しいわけで…
    色々考えさせられる作品です。

    • 11
  4. 評価:1.000 1.0

    産婦人科で胎児にダウン症の可能性があるお母さんに産むのを後押ししている場面を読んで、この主人公、何様なんだろうと思いました。
    産むか産まないかは、そのお母さんが決める事であって他人がとやかく言うことではないです。

    by 匿名希望
    • 22
  5. 評価:3.000 3.0

    ストーリーは面白いのですが、小学校入学あたりから親のエゴが目立つようになった気がします。
    自由に育てたいのに普通学級に入れて欲しい、算数の答えが間違っていても親が指摘しない、周りの子供たちの教育も考えて決して良いとは思えず、イライラしてしまいました。

    by 匿名希望
    • 18
  6. 評価:1.000 1.0

    気分が悪くなる

    最初は出生前診断のシビアな話かと思っていたら。なんのことはない。インクルとか合理的配慮をゴリ押しするモンペの漫画でした。特学で仕事をしている身からしたら、1番物分かりの悪い、子供に合った教育が何かを理解しない面倒な親の話でした。最悪。

    by 匿名希望
    • 20
  7. 評価:2.000 2.0

    他の方も書いてますが……小学校入学のゴリ押しのあたりから嫌になりました。
    普通学級に入れたいっていう親の気持ちもわかりますが、親のエゴですね。養護学校の何がいけないのかがわからない。養護学校だってお友達と関わりあって伸びていくのでは?

    by 匿名希望
    • 19
  8. 評価:2.000 2.0

    考えさせられるが主人公が嫌い

    62話、毎日無料分(のんちゃんの小学校入学) まで読みました。
    療育への考え方が今と少し違うように感じます。
    現在では、『違いを認めつつ、より個人の幸福を高める』 方向に動いていると思うのですが、 『障がいがあっても皆と同じに』 という価値観の頃の作品かな、と窺える部分が随所にあり、それだけで読むのが少ししんどいです。

    もっとも、少し前までは、障がいがあることは、半ば公然と貶められてきました。私の母の世代なんかだと、表向きは差別しないけど、影では平然と差別意識をあらわにしてて、自分の親でも見ていて気持ち悪かったくらいです。

    そこから 『平等に』 が当たり前になってきた時代が少しあって、そして今…… と考えると、少し前の考え方で描かれたマンガの価値観が全く違うのは、仕方ないかもしれません。

    障がいを巡る、さまざまな人の立場が割かしきちんと描かれているので、そこからいろいろ調べたりして考えさせてもらい、本当に勉強になりました。

    …… ですが。ここからは、個人的感情での意見になります、ご容赦を。

    主人公が超嫌いです!
    障がいのある子に対して、不安や焦りや苛立ちなどを、どうしても抱えてしまうのはわかります。
    が、自分がそうであるくせに、対外的には 『明るく幸せで正しいダウンママ』 アピールが強すぎる! なんなのこの意味不明な自己承認欲求。

    アカの他人の夫婦にいきなり首突っ込んで 『ダウンちゃんは天使。大丈夫だから安心して生んじゃってください』 って……
    そんなの、一生親身になって関わる気じゃなきゃ言っちゃいけない言葉でしょ。
    『私は勇気出して生んだけど結構勝ち組なのよ』 ってマウント取りに行ってるようにしか見えなかったわ。

    そもそも、出生前診断が悪いんじゃなくて、問題なのは障がある人が生きにくい社会と、それに影響される親の思考でしょ。
    診断自体は心の準備をするためにもなるのに、 悪いと決めつける描き方、全国の産科医に失礼と思います。

    そして、この辺は先ほども書いたとおり、時代的な価値観の違いだと思いますが、他人の迷惑を省みない 『普通に』 『平等に』 の圧が強すぎる。

    同級生からケガさせられたら、相手の障がいの有無に関係なく、普通の親は良い気はしません。それが普通で平等の実態です。

    都合の良いときだけ 『差別しないで』 を振りかざす身勝手さに呆れました。

    • 10
  9. 評価:3.000 3.0

    自分の子はダウン症ではないので、興味本意で読んでしまってるとこはありますが、実際に戦ってるお母さん達はこの作品を見てどう感じてるのかなと思いました。まだ赤ちゃん時代しか読んでませんが、ここまでポジティブに育てられるのかちょっとわからなくて。自分達はまだしも、産婦人科で他のお母さんに話しかけて笑顔で産むのを後押ししてる場面で、少し違和感を感じました。

    by 匿名希望
    • 9
  10. 評価:3.000 3.0

    ダウン症児を育てる主人公夫婦の前向きな姿勢は本当に素晴らしいと思います。
    でも、その言動にはもやもやするところも多々…
    幼稚園児代に同級生の子にケガをさせてしまうくだり、たしかにのんちゃんだけが悪いという状況ではありませんでしたが、主人公はうちの子はこういう特性があるんだから仕方ないっていう気持ちが強すぎて、ケガをさせてしまったことに対する申し訳なさとかケガを心配する様子が上部しか感じられませんでした…
    そりゃあ相手の親も腹立つわ…と。
    小学校入学についても主張が強すぎて…
    ただ、日頃から周囲の優しいだけではない視線にさらされての生活でしょうから、意固地になってしまう部分があるのはむしろリアルなのかなという気もしました。

    by 匿名希望
    • 5
ネタバレあり:全ての評価 11 - 20件目/全164件

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