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違和感を感じるのは小学校入学あたりからです。とにかく普通の小学校、普通の学級にこだわって、養護学校のことを全否定してます。市教や校長が冷静に説明しても両親はケンカ腰です。なんとか入学でき、学校生活が始まりますが、もちろんトラブルだらけです。自分の失敗だけならまだしも、のりこのせいで友達がシチューをこぼしてみんなの給食が半分だったとか、それを「受け止めてくれてる」と思うのは甚だ見当違いです。勉強面でも、決まった数だけ色を塗ることができず、理由は塗り残されたチューリップがかわいそうというのりこに、先生も問題文を変えて、丸をつけてあげます。この夫婦は、障害者を分けないでほしいといいながらも、そう言ったところではのりこを尊重してもらうことを望んでいます。だから自分ファーストになるのです。迷惑をかけない子なんていない、と父親が言いますが、それも見当違いです。
また、歯医者の院長の夫で裕福な家庭です。祖父祖母のサポートも完璧です。そういった家庭だからできてることも多くありますが、本人達は恵まれた環境というものがあまりわかってないようです。だから、ダウンちゃんを産むか悩んでる夫婦に、幸せだか安心して産んで!なんて無責任なアドバイスしてしまうのです。
もっと色々な視点から描いてもいいのではないでしょうか。
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