5.0
忘れてはいけない
こちらで読み始め、単行本を買い直しました。
絵柄がコミカル過ぎる事は一長一短あるかもしれないけれど、真実を伝える事の妨げには全くなっていないとは思います。
時は流れ、80年近くになりますが、
いつになろうともこのような悲惨な戦いがあった事、
負け戦とはこういう事なのだと言う事、
犠牲になった方々の事
を決して忘れてはいけないと思います。
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こちらで読み始め、単行本を買い直しました。
絵柄がコミカル過ぎる事は一長一短あるかもしれないけれど、真実を伝える事の妨げには全くなっていないとは思います。
時は流れ、80年近くになりますが、
いつになろうともこのような悲惨な戦いがあった事、
負け戦とはこういう事なのだと言う事、
犠牲になった方々の事
を決して忘れてはいけないと思います。
むごい。
残酷で胸が苦しくて
何度も目をそむけたくなった。
いくらかわいい絵柄であっても
描かれてるのは壮絶な戦場での光景。
漫画で味わうだけでもキツイ。
現実はこの何倍も
それ以上に過酷で悲惨だったかと思うと
いたたまれなくなった。
誰かの大切なお祖父さん。お父さん。親戚。
お兄さん。弟さん。
息子さん。お友だち。恋人。旦那さん…
かつてこの地へ赴いてその身で地獄を体験した方々が実際にいる。生きて帰れなかった方々が大勢いる。
敵兵も誰かの子どもとして生まれてきて
最期は「ママ」と呼ぶ人間で…
そのママも息子さんを失った悲しみに故郷できっと泣く。
過酷すぎて漫画でなければ読めなかった内容だと思う。
戦争の漫画は描写がリアルなものだと、グロい感じがあるのですが、こちらの漫画は、リアルなんだけど、優しい描写です。でも戦争のリアルな感じもきちんと伝わります。この時代を経て、今があるんだと思ったら、この時になくなっていった方達の分まで、今という時間を大切に過ごさないとという気持ちになりました。
デフォルメだからこそ伝わってくる。日本兵も米兵も気持ちは同じ。読んでて伝わってくる緊張感と恐ろしさ。銃で撃たれるだけが戦争じゃない。食糧、水、医療。これらも問題になっていたことを知れた。何度も最初から読み直したくなりました。
なかなか読むことがなかった。でも、凄い読んでなかったことを後悔する。小さい時の社会の授業をまた受けたくなる。でも、授業って本当につまんないだけど、漫画になるとなんでこんなに引き込まれるのか…。もう何もかも漫画で授業すれば楽しいのに…。と思える話です。昔の人は凄い。
絵だけ見ると可愛らしいと思いましたが、読みはじめると生々しくて戦争の悲惨さがよく描かれている作品でした。普通に暮らしてた人達が ある日 家族を守る為、国を守る為、と戦場に送られて 恐かっただろう、帰りたかっただろうと…色々と考えさせられました。
ペリリュー島の激戦を生き残った人の実際に体験した出来事のドキュメントを読みましたが、それは凄惨な体験でした。米兵を80人も倒したペリリューのジャンヌ・ダルクの勇ましい戦い
島民との涙の別れ
これらが一番感動的な史実でした。
指揮官も優秀で防衛戦の策も見事で米軍に大損害を与えてました。このような史実が描かれて無かったのが残念です。
元々、戦争のマンガは苦手なものが多いのですが
絵が厚苦しくなく、
負傷した人や焼け野原なども
サラッとしていて、読み進めやすいです。
昔のこととはいえ、
こんな酷いことが起きてた事実に
胸が痛くなり、大変な時代のおかげで
今があることに感謝の気持ちになります。
まさかマンガでここまで戦争のリアルを伝えらるだなんて驚きです。キャラクターのタッチが可愛らしいことから読んでみようかなと手に取れました。リアル過ぎる描写だと逆に読めなかったかも知れない。ぜひたくさん人に読んでもらいたい。
絵柄により、ずいぶんとマイルドにはなっているはずですが、それでも目を覆いたくなるような惨状でした。でも、今を生きる私たちが知らねばならないことだと思うので、漫画というツールで多くの人に知ってもらい読んでもらえたらいいなと思いました。