【ネタバレあり】大奥のレビューと感想（64ページ目）

本当にすごい

大奥すごい。将軍のため？幕府のため？なら、無用な人間はバッサバッサと切り捨てる。そんな異常な環境下で人として誇りを持って自ら進んで行く主人公すごい、自分だったら運命を恨んで腐る。そんな人間ドラマがあるから読むのをやめられない。

江戸幕府がわかってきた

歴史の授業ではなかなか覚えられなかった歴代将軍の名前を覚えられます(笑)。
登場人物それぞれ人間的な魅力を感じられ、悪いイメージだった田沼意次も見方が180度変わりました。
顔がみんな同じ感じになってしまうのがちょっと残念。

昔嵐の二宮くんが出てたイメージがあって読みました。
主人公なのかと思っていたら、すぐに居なくなってびっくりしました。

元々男女逆転の世の中と知っていた上で読んでも面白いです。

大奥男版

テレビドラマの大奥の男版。といった内容。絵も綺麗で、読みやすいです。大奥に巻き込まれていく、主人公の男性が毎回変わるのもいいです。

歴史も勉強

男女が逆転しているけれど、わりと史実に忠実で読みながら歴史も勉強できる？ように思います。もちろん面白いです。

てっきり女の人たちの、ドロドロ満載の、お話しだと思っていましたよ。男の人たちのお話しだったのですね。

男女逆転？

まだ途中ですが男女逆転した大奥ってこう言う事ですね。水野と幼なじみの切ない別れや実在人物が男女逆と設定は面白いし気になる。けど大勢の同性達に囲まれ、たった一人の異性に選ばれる為の戦いは男女逆転でも変わらない。大奥って本当に暗くて贅沢な所かも。

江戸時代の将軍や大奥の、女と男が入れ替わったお話ですが、史実に基づいて忠実に描かれているので、むしろこっちが本当なのではと思ってしまうほどでした。

長編のお話ですが、私は家光と有功編が好きです。これまでの家光の苦悩を分かってくれた有功、そして二人が仲睦まじくなっていくのに子が出来ず、子孫を残さなくてはいけない家光は他の男と寝所を共にしなければならない、それに有功が耐え切れなくなって家光と離れようとする、家光がなくなる最期の時に心の中は有功だけであった・・と、二人の関係が切なかったです。
綱吉編でも思いましたが、女は子をなすための道具のような・・女として自由に生きられないことが可哀そうに思いました。

苦しい苦しい家光編

24話まで読みました。
水野編に比べて救いの無さすぎる有功編。
絶望していつ自害してもおかしくない心境だろうに、あそこから自らの中に救いの境地を見つけるのは、さすが御仏に仕えた者ならでは。あれを考えた作者様もまた素晴らしいと思いました。
また、己の黒い内面と向き合う有功様と対称的に若さ、未熟さゆえに歪みまくる玉栄の危うさも見ていてハラハラします。
読み進めた先に、彼にも救いはあるのか…？気になります。

取り替え

大奥の男バージョンで、とても面白い。こういう撮り方があったかと感心させられる。男が少ない世の中って不思議です。子孫繁栄のためとはいえ、こんな風な世の中になるとは。面白い。