4.0
絶妙な表現
さすが、いくえみ先生です。中学生って、まだまだ子供なのに、大人に一歩踏み入れたところで、自分自身の感情をどう捉えて良いのか分からない、その表現が素晴らしいです。
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さすが、いくえみ先生です。中学生って、まだまだ子供なのに、大人に一歩踏み入れたところで、自分自身の感情をどう捉えて良いのか分からない、その表現が素晴らしいです。
全体的に明るくない、曇り空のようなストーリー展開ですが、そこがいくえみ先生の技が光るなと思う作品です。学生時代こういう気持ちになったなと懐かしく思う場面が多々ありました。
中学生のみずみずしい感性が溢れていて、若い時を思い出します。子供だけど大人より冷めてて、でも熱くて…
ホットロードのようなヤンキーバリバリではないところもまた魅力です。
自分も中学生の頃に読んだ、とても懐かしい作品…
思春期特有のイライラや葛藤みたいなのを描いています。
いくえみ先生の作品は大好きでよく読みます。お若い頃の作品なんでしょうね?今とは少し画風がちがいますね?
中学生の時にコミックを買って何回も何回も読んでました‼️ 中学生の独特ないつもイライラしてる感じがすごく共感をもてた思い出があります。
なんか読んでいたころのことを思いだし、主人公と自分を重ねてみたりして青春してたなぁと苦笑いしながら読み返しました。
どれたけ時間がたっても印象に残る言葉がたくさんある作品でした。
たぶん実家漁ったら、単行本出てくるなーと思いながら読みました。
いくえみ先生は中学生の思い書かせたら日本一ですね!あと梅太郎かわいい。笑
これぐらいの頃、似たようなこと考えてたなと思う。でもコーヒー飲めないガキだった。そんな出会いあったらよかったのにな。
主人公晴美はいつの時代も誰もが抱えるつまらなさを持て余す中学生。好きな男子はいるけれど、ブスだなんて言われて傷ついても素知らぬふり。
しかしひょんなことから知ったお店(雑貨屋?)に通いつめ、その店主の男性に、自分のお気に入りのぬいぐるみの名前をつける。店主は追い払いもせず?相手をしてやるが…
もっと周りを見てみろよ、なんて最後に晴美に説教するとき。
グッときます…
今中学生の人も、かつて中学生だった人にもおすすめできます。
後半は違うお話です。
いくえみさんの完成度の高〜い短編!