みんなのレビューと感想「不如帰～ほととぎす～」（ネタバレ非表示）

価値観とか考え方とか当然古いのですが、こうしてマンガにしてもらえたことによって、私のような本を読まなかった人間でも、昔の良作に触れることができるのがよいですね。

小説が漫画に

小説があるので勿論結末を知っているのですが、主人公の清らかな雰囲気が漫画からも伝わります。
当時はそれが当たり前なのでしょうが、抱え込まずもっと周りに相談していればと思うことが幾度となくあります。それゆえ波乱万丈な人生だったのですが夫婦の愛は最後まで確固たるものです。
でも終わり方は非常に辛いのも事実です。
ですが、ストーリーは読み応えがあり、絵も綺麗で若い方にも読んでもらいたい作品です。

生きる

これから
　どのような　人生があり
どのように
　清く　 正しく　頑張ってくれるかが 楽しみな物語だと思います
　どんなに 　波乱の人生が遭っても
明るさがある　 読み物にしてほしいです

この時代背景がいい

高見先生の時代ものは色気があって良い。ついつい引きこまれてしまうんだけど人物の表情がいい。わたしは個人的にこの明治大正昭和初期の話が好き何だよなー

時代劇みたいで、おもしろい。恋愛結婚なんてできそうにない時代に、2人が想いあってるのが微笑ましいが、姑と旦那の知り合いの男、旦那を好きだった妻の同級生がウザい。

徳冨蘆花の有名な小説が原作。舞台が明治時代なのと、少し絵が古臭いのがマッチしている。ストーリーも今っぽくないのが、時代を感じる

絵が古風で雰囲気あるけど、どんな展開に？

一話からもう怪しさ全開な感じで、主人公が不幸になりそうでもう読めない(笑)どうしてこんなになってしまうんだろ。

少し

原作を忠実に表現したいからなんだろうけれど、少し全体的に堅さが感じられて読みにくい気がするのが残念。

文学作品初めて読みました

徳冨蘆花の不如帰、という作品見つけたので読んでみました。学生時代、授業や試験問題によく出ていたのを思い出して、ちょっと懐かしい気分になりましたが、実は、授業や試験に手いっぱいで、あらすじは大体知ってはいたのですが、本を読んだことがありませんでした。今回この作品を読んで、凄く綺麗な話で、いやらしくなく、何か忘れ去られていたものを思い起こしたようなちょっといい気分になりました。

これは～

これは久しぶりに読む不幸ものでいじめられ体質の物語ですね～　女主人公を次々と不幸が襲いそうでおそろしいです。だんなさんは航海してていないし。手伝いの女性は戻されるし。主人公は嫁ぎ先で孤立無援になりますね。