オリンピア・キュクロス
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あらすじ
古代ギリシャの青年デメトリオスは、壺絵師見習いの“草食系オタク”。ある日、村の争いに巻き込まれ、思い悩むうち、なぜか”1964年オリンピックに沸く東京”に漂着…!? 時空を超えた奇跡の喜劇、ここに開幕――!!!
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ユーザーレビュー
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興味深い
ヤマザキマリ先生がこちらでは古代ギリシャを描いていらっしゃるのですね。古代ギリシャの壺絵等の芸術も素晴らしく、こんな青年が制作してしたのだろうかと思いを馳せながら読ませていただきました。主人公が更に東京オリンピックにタイムスリップ!?どの様にユーモラスに描かれるのか、主人公は何を思うのか、楽しみです。
by マゼンタピンク- 0
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5.0
オリンピックは平和の祭典
テレ東でやってた粘土アニメ「別冊」を先に見ました。パンデミックのせいで日本のオリンピック需要が全部ポシャってしまったのがまた、あのアニメのトホホなテイストに合ってて良かった。ほとんど狂気を感じさせる熱唱の「ウィリアム・テル序曲」のオープニングから、吟遊詩人ホニェーロスの古代ギリシャトリビアつきのエンディングまで、5分間とは思えない、最高に濃くてバカな内容。(謎のお菓子トリヨンの歌は私のヘビロテ)片桐さんの演じるドケチでせこい村長のイメージがあったので、原作を読んだ時に「あれ?原作、村長まともな人だ」と驚きを隠せませんでした。
アニメの話ばかりしてしまいましたが、この作品も本当に凄い漫画です。「テルマエ」はローマという大文化都市、タイムトリップ先は現代、西暦2000年代の日本。ローマ帝国至上主義の真面目で仕事熱心な堅物男の技師ルシウスが主人公。風呂がテーマなのでタイムトリップは水、またはお湯の中でした。今回の舞台は古代ギリシャ。タイムトリップ先は東京オリンピックで盛り上がっている1960年代の、おそらく東京の住宅街。ギリシャ文化を研究する大学教授かなんかの家にお邪魔します。気が弱くて内気で争い事が嫌いなオタクの職人デメトリオスが、雷や花火といった眩しい光(ゼウスの武器は電撃)がキーとなってタイムトリップします。テルマエファンにとってもたまらないです、こーゆーの。テーマがスポーツだからなのか、オープニングからギリシャの太陽と大自然の中でのびのびと躍動する身体、そしてデメトリオスの笑顔がとても開放的でこの作品を象徴しています。東京オリンピックで沸いていた当時の東京の人々の、明るく楽観的な様子も和やかで、デメトリオスの心を癒します。老学者先生の解説もいいですね。特に盆踊りの回。そういう意味があったのか、とこの漫画でしみじみ理解しました。今生きている人の楽しい様子を見せることが、死者への何よりの捧げ物であると。東京2020の閉会式も盆踊りやってましたけど、悪いけれどアレ見てもなんか何ひとつ刺さりませんでした。どんなに大掛かりなことをやっても、伝える力が上っ面では決して伝わりません。この作品では、気弱なオタク青年の心情を通して、楽しそうにスポーツに興じる人々の笑顔を通して、世界平和を一途に願う強い思いがきちんと伝わります。あと、デメトリオスの萌え絵の壺、欲しい!by 赤い雲- 0
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4.0
これから期待大
あの、テルマエロマエを描かれたヤマザキマリさんの新作とあって、試し読み分だけ読みました。
確かに、まだ前振りで話はこれから本筋に入るところで、他の方も言われるとおり、前作のインパクトが強すぎて物足りなさを感じるのも事実ですが、これからの展開はきっと前作に並ぶかそれ以上か?私の脳内では勝手に実写版が映像化され、この配役はやっぱあの人かな?などと妄想が止みません(^ー^)。
続きがとても楽しみです。by いるるこ- 1
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5.0
テルマエに続き
ヤマザキさんの作品の中でローマ愛を感じられるテルマエは
秀逸だと思いますが、こちらの作品もなかなか良いと思います。
やはり、古代地中海を舞台として、古代オリンピックにフォーカス。
主人公がタイムスリップする先は1964年頃、東京オリンピック開催間近の日本。
間もなく2020年東京オリンピックもあることですし、こちらの作品も、
人気が出るのではないでしょうか。by rarar- 1
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5.0
ヤバイ!面白い!
テルマエ・ロマエと同じ、タイムトリップ系。
歴史に興味ある自分としては、オリンピックの歴史の事が分かって面白い!
そこに、日本の運動会が絡んでいる話の構想も上手い!
古代ギリシャの時代に、草食系オタク(笑)壺の絵付けが少女漫画風で笑えた(笑)
古代ギリシャ時代であっても、やりたい事と得意な事どちらで生きるのか悩む?感じのシーンがあり現代も昔もそう人は変わらないのかな?と思った。by 茶とら号- 0
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