4.0
お寺が母体の幼稚園に通い、小中は公立でした。
高校はまた仏教校で仏教の授業もありましたが、特に熱心でもなく関心も無かったのに、この年になって自分の生き方の中に影響を受け、救われていると思うことが多くなりました。
最澄が悩み、空海が欲したほどの渇きはもちろんありませんが、今この作品に出会えて良かったです。
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お寺が母体の幼稚園に通い、小中は公立でした。
高校はまた仏教校で仏教の授業もありましたが、特に熱心でもなく関心も無かったのに、この年になって自分の生き方の中に影響を受け、救われていると思うことが多くなりました。
最澄が悩み、空海が欲したほどの渇きはもちろんありませんが、今この作品に出会えて良かったです。
大人になってから、知らない日本の歴史を手っ取り早く知りたいと思い、つまらないの覚悟で読み始めてみた。
絵がきれいで、解説も付いているので、なんとか楽しくよめてます。もののけみたいなのも出てくるのでノンフィクション要素強めですが、このくらいしないと楽しく読めないし、大まかな歴史がわかるのでおすすめ。
三教指帰なども読み空海の為人に興味深く、特に最澄との関係に何かと思うところがあったので、コミックとしてのファンタジーめいた世界観を楽しませてもらいました。
ただ後半が余りにも駆け足で流されてしまい、ここまでの流れが生きてこずに浅く歴史の事柄で納まってしまって、期待しすぎていたからか最後が残念でした。
凄く集中して読まないと、ついていけない感じ。《読んだ~!》っていう充実感が半端ないかな。時代背景や、仏教、政(まつりごと)があれこれ絡んで、ワクワクします。続きが気になって仕方ない。間があくと……《誰だっけ?なにしたっけ?》と、ついていくのが大変になる部分もあるので、できれば、一気に読みたい。
最澄と空海。仏教界のビッグネーム2人と大変興味を引かれるテーマではありますが。ストーリーと漫画表現がマッチしていない気がします。中世の仏教界という重厚な作品世界に対して、絵柄が軽過ぎてその世界観の重みが表現出来ていないと思います。極細の線を何重にも重ねた躍動感を感じる絵の特徴は、何か他の…スポーツ物などにマッチするのではないでしょうか。
日本史の授業で出てくる、平安時代の二大有名僧の最澄と空海のお話です。
この漫画に書かれていることが全て史実かと言われるとそうでは無い気がしますが、普通に読み進めていて面白いと思います。
ただ、ちょっと状況が分かりづらい描写のコマもあるので、星マイナス1です。
空海、最潮って天台宗のお坊さんですよね。この二人の関係って知らなかったので勉強になります!空海と徳一の文書バトルは知ってるけど中身まで知らなかったのでジックリ読んでみたいと思います!こんな漫画ってステキ!学校でも取り入れたら歴史好きが増えるんでは?
星が5つでは全然足りない。
今までたくさんの漫画を読んできましたが、
これがダントツ1位です。
はじめは石井ゆかりがコラムに「阿吽にハマってる」と書いてらしたので軽い気持ちで自分も読もうってのがきっかけでしたが、
えんえんと読んでしまう作品。
お坊さん、キャラほぼボウズ、お経なんて理解できない、なのに最澄も空海も他の登場人物たちもみんなセクシーで!
仏教や歴史が大好きというわけではないですが、のめり込んで読んでしまいます。
おかざき真里先生の表現、大好きです!
おかざき真里さんの絵好きです。これまで見たのは現代劇でした。細身の女のコが素敵。独特のスタイルなんですよね。でもこれは歴史の大物を扱っていて、こんなのもいけるのかと驚き。内容も修行の様というか、鬼気迫るものがあってちょっと怖いくらい。でもすごく引き込まれます。