みんなのレビューと感想「シロがいて」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

猫も家族

猫が家族に加わり物語が始まります。
幸せな家族の物語などではありませんよ。
色々起こります。ストーリーにリアリティがありノンフィクションかな⁈って思ってしまいました。猫のシロ。味があっていい猫。

雨の日に、ゆっくり見て欲しい。

作者の西先生が大好きで、以前から色々みていましたが。今回は＋(プラス)ネコものと期待観大で購入し、そのまま一気に最後まで購入してしまいました。よくある日常を、切なくもピリピリと描いていて最後も西先生らしい終わり方で静かに泣けます。

生きることって

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きれいごとだけでは済まない。登場人物たちはみんなごくごく普通の人達。世の中本当の善人や悪人なんか滅多にいなくて、何もかもないまぜなんだと、読んでてそう思った。不倫に走った父親や、突き詰めない母親、自意識過剰で損得勘定上手な娘に、弱腰ムスコ。けど、最終的にはみんな自分の本質にきづいた家族。

生きることって、無様でむき出しだ。
でもそのまんまでそれでいい。
そう思える、そんなおはなし。

ひとつの家族の物語のほんの一部

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チョイブサ猫が主役？と思って読み始めたら、実は違っていてビックリ。
本当に身近に住んでいそうな家族の物語を、猫のシロが拾われて飼われるようになった頃から、ある意味淡々と追い続けているお話でした。
だけど、なのに、次へ次へと先を読んでしまう。
家族それぞれの心理描写が、心を捉えて話さない名作でした。

みんなそれぞれ物語がある。

人生ってドラマの世界のように華やかではないけど、ひとりひとりにそれぞれひとつだけの物語がある。ということを噛み締める作品。
家族って、生まれた時から家族だから一個人としてみることができる瞬間はごくわずか。
そのごくわずかに注目して、家族それぞれの物語を愛猫が紡いでくれます。
時に切なく、でも最後は暖かい。人間って、そんなもん。間違っても、やり直していくことが大切だということを再認識させられました。

じーんと来る。

読み終わってシロと家族。17年は色々あるなって。ワタルがシロと離れる時、シロが後ろをついて来る姿。ニャーンと鳴かずギャーギャー鳴く鳴き声。家に居てた子に良く似てる。一年一年シロも歳をとるけど、周りも同じように歳をとり、シロに支えられて家族になる。読み終わりはじーんと来る。

最初は普通のネコマンガかと思ってました。

ですが、ネコを通して家族の在り方というか…なんだかんだ、人間模様が描かれたマンガでどんどん引き込まれて一気読みしちゃいました。

泣けました

最後の回泣けました


色々あるけど。あるからこそ家族なのかもしれない
そう思える作品

さすが

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西先生の作品です。ペットを中心にしたほのぼの家族のお話かと思いきや、そう簡単には話は終わりません。
家族一人一人の問題が、徐々にあぶり出されていく展開がさすがだな、と感じました。

シロのブサ怖い顔がハマる

何でこんな可愛くない猫を作者は描いたのか謎だなと思いながら最終話まで読みました読んでいくうちにシロの見た目と中身のギャップの可愛さにハマり味があり家族思いなシロが愛おしい作品です弟君も優しくて父を除いては憧れる家族物語です