5.0
西先生の作品が大好きなんで、読んだんですが、今までのとはまた少し違った作品で引き込まれました。リアルな家族の姿を描いています。
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西先生の作品が大好きなんで、読んだんですが、今までのとはまた少し違った作品で引き込まれました。リアルな家族の姿を描いています。
泣けました。
何度も読んでしまいました。
シロと家族のヒューマンストーリー。
人間色々ある…家族もそれぞれ色々ある…
成長や年齢と共に、家族の夫々のストーリーがあり、小さな命の猫のシロも大切な家族。バラバラになった家族を繋いだのもシロ!?
ペットを看取った事がある人なら、最後はとても共感すると思います。
どなたかが書いておられましたが,
何度でも読めるんです.それぞれの人の立場で.
それだけ,それぞれの人を,しっかり書き込んでいるんだろうと思います.
バラバラになっておかしくない4人+1匹を,もう一度つなぐ,
それも,大団円でもなく,わざとらしくないあり方で.
こんな終わり方… すごいぞ!
(ところで,愛人さんが最後,何を買ってどこへ行ってしまったのかがナゾでした)
どこにでもいそうな家族。
父、念願の新築マイホームにのっけから幼い息子が子猫を拾ってきて…
物語は家族4人の17年もの経過を猫「シロ」の年齢で刻みます。
それぞれの家族にそれぞれの試練があり、家族とは何かというテーマが主流です。
淡々としてる様で、実はとても細やかな描写が散りばめられていて、そこはなかなか秀逸だなぁと唸りました。
シロの毛皮の夏仕様と冬仕様で時の経過を表現されてたり。
そういうさりげないところがプロだなと格好良いなと思ったので、皆さんにも見つけて頂きたいです。
他にも散りばめてらっしゃるので。
シロがいわゆるブサ可愛い系の猫で、それがまた味があって好きです。
ベタベタ甘えないのに家族が好きなんだなって伝わるシーンもあります。
猫のフォルムも素晴らしいです。
家族の在り方は本当にそれぞれで、決まった形などないけれど、長年寄り添った分の何かはあって、その何かは愛、情、絆と様々に生まれゆき、いつかそれが自然になるのかな。
人間であれ猫であれ何であれ。
共に暮らすというだけで生まれるものもあると思います。
終盤、家族4人リビングのシーンでの台詞に集約されてるんじゃないでしょうか。
この西先生の頭の中が見てみたい。どれだけ引き出しがあるんだろう‼️しかも全部が優しくて、だけどココ‼️って勘所が凄い
時系列ですが、心にすっと入ってきます。人間の心を読み取ってます。家族って何か。愛ってなにか、命ってなにか。とても優しい物語で涙が止まりませんでした
動物漫画大好きで、この作品もめちゃ大好きな漫画です。シロがぶさかわでクセになります。おすすめします。
猫好きからすると猫メインの漫画はとても嬉しいです。
人間からは見えない目線での猫からの物語はこれからも楽しみ。
同じ白ネコを飼ってるので読みましたが猫も人間のキャラもリアルな描写の作品でした。家族模様はお母さんがふんわりしてるようで支えていました。お父さんを卑下しなかったので、子供たちもちゃんとした大人になったと思います。
一気に読破しました。
雰囲気が落ち着いていて読みやすいです。お父さんのキャラクターが可愛いです。どうやって家族になっていくのか楽しみです。