4.0
猫いいですね、猫…。
よく、「映え」なパーフェクト猫ちゃんているじゃないですか。あんな猫飼ってみたいなぁーーーーなんて憧れるけど、実はこのシロみたいに一癖も二癖もある猫の方が情がわいちゃうんだよなぁ…現にほら、読みながらもうこのシロの虜ですよ、皆さんも。
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猫いいですね、猫…。
よく、「映え」なパーフェクト猫ちゃんているじゃないですか。あんな猫飼ってみたいなぁーーーーなんて憧れるけど、実はこのシロみたいに一癖も二癖もある猫の方が情がわいちゃうんだよなぁ…現にほら、読みながらもうこのシロの虜ですよ、皆さんも。
目つきのちょい悪猫ちゃんを
拾ってからの、子ども達や、
親の成長のお話し。
反抗期や受験、結婚、離婚。
新築し住み始め、誇らしい気分
からスタートしたお父さんの、
ほんの少し?魔が差してしまい、
まさかの会社解雇。
最後は…家族の絆
西先生の独特な作品でした。面白かった。お父さんはあんなに穏やかで亭主関白な自分を支えてくれる奥さんがいるのに最低でした。何様かと思いました。浮気相手も会社に言うなんて最低でした。それでも家族が壊れなかったのは奥さんとシロがいてなのでしょう。
表紙の猫に惹かれて読みました。
家族って難しい。側から見て、普通だとか幸せそうだとか思っても、みんな色々ある。
実はもしかしたら誰かが必死で守ってるから維持されてるものなのかもしれない。
そんなことを思いました。
ある一家の日常を経年で淡々と描いており、縛られない猫も家族と同じように年をとっていく。そんな猫の描写を通して感情や状況を描いていて面白かったです。
絵は好きではないけど、それぞれのキャラにあった書き方が好きです。
じわじわと心に響いてくる良い作品。シロを通じて家族の事がよく伝わってきます。シロが大きくなるにつれて、家族も歳をとり、子供も成長していく様子が嬉しい様な寂しい様な…。ずっと続きを読み続けたくなる作品だと思います。
子どものころ、よく兄が傷ついた猫や犬、鳩とか拾ってきてたのを思い出しました。
父は動物が嫌いな感じでしたが、鳩を寝ないで看病してたのを見て、ほんとは好きなんだなと子ども心に思ったのを思い出しました。
動物好きな私としては、共感する始まり方でした。笑
ほんわかしたお母さんと素直じゃないお父さん、ズケズケ言うけど優しいお姉さん。。こっからこの関係性がどうなるのか気になります。
ちょっと、ほっこりストーリーです。
シロさん、いい仕事してます(笑)
思春期にはいる子が、大人に憧れるけど、
あえて子どもを受け入れて「大人だから」と。
なんだか、少しこみ上げました(笑)
どってことない家族の歪み、一見エリートの父親の歪み、だいどんでんないかと期待したけどやっぱり日常がある。
だけど最後泣けた。動物絡んでくると涙腺にきますね。