5.0
優しさの形
うーん…重いですね。しかし、今後の二人のいろいろを思うと必要な過去なのかなと思います。でも蝶野さんはまだ、自分自身を振り切れていないのかな…そのあたりのお話がまだ続いてくださると信じています。個人的には、もっともっと花ちゃんが幸せを噛み締められるようになって欲しいので…。この作品は、「愛」と「優しさ」の様々な形が本当にうまく表現されていると思います。心に余裕がある方向けです。
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うーん…重いですね。しかし、今後の二人のいろいろを思うと必要な過去なのかなと思います。でも蝶野さんはまだ、自分自身を振り切れていないのかな…そのあたりのお話がまだ続いてくださると信じています。個人的には、もっともっと花ちゃんが幸せを噛み締められるようになって欲しいので…。この作品は、「愛」と「優しさ」の様々な形が本当にうまく表現されていると思います。心に余裕がある方向けです。
蝶と花シリーズの5作目。
蝶野の過去の後編。
雲井が一片 (蝶野) に向ける感情と、一片が雲井に向ける感情は、どちらも歪んでいるけど偽りはないんですよね。
でもそれぞれの感情は同じ方向は向いていなくて、最終的には雲井が一片を諦める…。
その諦め方に、従来の雲井にはなかった愛の形が見られ、何とも言えない気持ちになりました。切ないような悲しいような…
次から現在に話が戻ってくるのですが、この狂った共依存の話が、蝶野と花田の関係にどうが関わってくるのか、楽しみです。
7つの作品の内の5番目です。
凝縮された話数に描かれていない背景を感じとり、読後はなんとも言えない気持ちに。
美容室に卸す商品の営業って設定自体、どうやってそこに就職することになったんだろうとか、色々気になりだしました。
本編とはそれて、主人公の強さ(および美貌)に興味が尽きない…どうやって考えつくのだろう?モデルはいるのかしら?
蝶と花のシリーズ過去編来ましたね…!
とんでもないのが来るんだろなとは思って
いたのですが本当に内容が重くて深くて
蝶野さん〜;;;;ってなりました
これを踏まえてまた蝶と花を読み直したら
全てがスッキリしますし100倍楽しいので
まだ読んでない人は作者さんの名前から
飛んで蝶と花の関係性を読んで下さい (宣伝)
.
蝶野さんの過去、読み進めるのを躊躇うほどに想像以上に辛く苦しいものでした。
雲井のはるこさんとその息子の蝶野一片への愛情は本物で、ただその愛情が深すぎて、違う方向へ向かってしまった。雲井のした事は許せる事ではないけれど、今の蝶野さんは許す許さないは別として、雲井を受け入れてるからこそタトゥーを消さないんだと思います。
次第に壊れていくおじさんの心。それが表情に…行動に現れて…。一片が離れることを怖れるおじさんは、一片を母はるこさんの代わりにしてるようで、葛藤も抱えてたんだなって思うとめちゃめちゃせつなかった…。一片も戸惑いながらも彼なりにおじさんのことを愛してたんだろうな。
蝶野さんの過去が明らかになりました。
おじさんは方法として良くなかったのかもしれませんが、蝶野さんとお互いに必要としていた数年間だったのだと思います。
ところで蝶野さんは学生時代からあんな冷めた感じだったんですね…。可愛かった!
おじさんも歪んではいたけど、蝶野さん自身をちゃんと愛していたんだな、と感じられて泣きました。
蝶野さんもそれが感じられたから拒みたくても拒めなかったり、刺青も消せないんだろうなと。
切ないながらも愛を感じられるストーリーでした。
おじさんと蝶野さんの関係。おじさんは蝶野さんの選択肢を奪い、考えることを奪って支配してた。
この壮絶な過去が今の優しい蝶野さんを創ったんだなと。本当に優しい人って蝶野さんみたいな人だと思う。
どうなるんだろ。一片のお腹にハートが残された理由が、仕方なかったのでなく自分の意思だというのはわかったけど、じゃあ蝶野は、、??続きが見たいです