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おじさん、あんなに支配しようとしていたのに最後は手放す決断をしたんだ、そのほうが一片の為なんだと捨てることを選んだのには泣けました。
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おじさん、あんなに支配しようとしていたのに最後は手放す決断をしたんだ、そのほうが一片の為なんだと捨てることを選んだのには泣けました。
ついに蝶野くんのタトゥーの経緯がわかります。
重くて辛い…どれも深い愛で成り立ってて、深い傷があって…
シリーズの中で一番大事なストーリーかもですね。
雲井さんとの関係性が徐々に徐々に変わって行く様子に、鳥肌が立ちました。怖い愛の形ですが、相手もそれを受け止めたり、困惑したり、繊細な心理描写にドキドキが止まらない作品です。
蝶と花シリーズの5作目。
蝶野の過去の後編。
雲井が一片 (蝶野) に向ける感情と、一片が雲井に向ける感情は、どちらも歪んでいるけど偽りはないんですよね。
でもそれぞれの感情は同じ方向は向いていなくて、最終的には雲井が一片を諦める…。
その諦め方に、従来の雲井にはなかった愛の形が見られ、何とも言えない気持ちになりました。切ないような悲しいような…
次から現在に話が戻ってくるのですが、この狂った共依存の話が、蝶野と花田の関係にどうが関わってくるのか、楽しみです。
蝶さんの生い立ちその②
だんだんハードになってきましたよ~ん。
蝶さんのsが芽生えだした描写、良かったです。
表紙からも分かるほどに歪んだ不穏な空気。
内容見て見てもやっぱり歪んだ愛情で溢れてる。
でも、歪んでるとしても確かな愛があった。
蝶野さんの過去が明らかになりました。
おじさんは方法として良くなかったのかもしれませんが、蝶野さんとお互いに必要としていた数年間だったのだと思います。
ところで蝶野さんは学生時代からあんな冷めた感じだったんですね…。可愛かった!
別シリーズのスピンオフ作品。
かの主人公の子供のころの過去が切なすぎて、泣けます。やるせない感じになりますが、ストーリーに引き込まれました。
歪んだ中にもしっかりと愛があるのだと読み取ることができます。
歪んだ愛に応えようとする蝶野にも雲井にもやるせない気持ちになります。
蝶野の過去は予想以上に重かった。でも、雲井のわずかに残った理性と優しさと愛情見えたかな。蝶野ってほんとに優しい人なのがよくわかって、花田に出会えてよかった、ってほんとに思った。