4.0
短編 どれも共感できるかな。
心の欲するものを欲するままに生きていけないのが世の常だけど、そういう常識フィルターに時には逆らわざるを得ない場面がある。
この人と思ってそばにいても心に踏み込んでくる別の存在を、必死に否定しながらも揺れる気持ち。罪悪感で苦しいのか、実は楽しんでいる気持ちを別の感情の名前に置き換えようとしているのに苦労しているだけなのか?
いろいろなパターンのそれが描かれていてそれぞれ共感できた。
少し自分が肯定されたような気分にもなれた。
by
どっこらしょ
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