みんなのレビューと感想「蝶と蜘蛛の巣【前編】【短編】」（ネタバレ非表示）

面白いです

4人の鈍色？だかの昔の話？でした。
でもこれだけで楽しめると思います。絵に癖があるけど、嫌いではないし、話の内容もあると思う。

蝶野さん過去編

蝶野さんの母の死。
少しずつ壊れていくおじさん。
壊れていく日常。
じわじわと忍び寄る恐怖。
哀しい過去編ですが、読み応えアリです。

4/7番目の作品

７つの作品の内の4番目です。
そんなこと本当にあるのかな、人知れずあるんだろうな、と考えさせられつつも、物語に魅せられてしまいます。
一つの作品にまとめて欲しい…

蝶野さんの過去編ですね。
最初から嫌な予感しかしないですが、どんどん狂っていく義父をどこか淡々と受け止める感じが諦めきっていて悲しい。

とても暗く重いお話なんだろうけど、いびつな愛の形がこうなってしまったのかと思うと、嫌な気持ちにはなりませんでした。最後のシーンは可哀想なのかもしれないけど興奮しました。

シリーズ　４／７

蝶野くんの幼い頃の話です。
蝶野くん、頑張って生きてきたんやね。
どれもタイトルがどこか悲しさ帯びてるのがわかりました。

母との関係

お母さんと息子、その彼氏？パートナー？との微妙な関係性が、徐々に崩れていき、歪んだ愛の形に、ハラハラしました。

蝶さんの複雑すぎる生い立ちその①
蝶さんお母さんの職業とかキーパーソンのオジサンとか、色々登場し出しました。

重い過去が明らかに

蝶野さんの過去が明らかになります。まだ前編ですので後編購入はマストです。
おじさんと呼んでいますが同居の義理の父から、強い愛情というか執着をされて、という他の作品にももしかしたらあったのかもしれませんテーマです。
決して良い事ではないのでしょうが、大人になった蝶野さんの話を先に読んでいるからでしょうか、良い話に思えました。

蝶と花シリーズのスピンオフ作品です。
かの主人公の入れ墨の訳が描かれており、切なすぎて、やるせない感じになるストーリーです。いつもこの作者さんは間違いなく読み応えあり。