3.0
さらっと全話読みました。
2005年12月に連載が終了した、
漫画を初めて(プロとして)描くという作者が持ち込んだ企画だそうで、
夫とレスな人妻(作者)の体験レポ、とのこと。
1話ずつ読みきりで読みやすい。
基本1話につき2つエピソードが盛り込まれているので
錯覚かもしれないがお得感あり、読み応えあり。
ゆきずりの韓国人と公園のトイレで…というエピソードなどは引いた。
病気をうつしうつされる懸念と、日本人女性がみんなこんなゆるいと思われたら嫌だなと思った。
005話のダッチハズバンドのエピソードが
ネタとして面白かった。
写真と漫画との組み合わせも
この回が1番効果的でおもしろく感じた。
たしかに漫画だと細身で可愛く描かれている作者が
写真だとがっちりデブの不細工っぽくて、
おいおいとも思うが、そこはこういう漫画のお約束(絵柄といい小林よしのり氏の漫画を思い出す)とも思えるし、
生々しい現実感が出ている。
全体的にテンポがよくて
作者のツッコミとかも面白くて
頭のよい人なのかなーという感じは伝わってきた。
この作品を読んで嫌悪感を抱く人が多いのもわかるが、
自分は倫理や道徳うんぬんとか
自分の価値観とは切り離して
他人の過去の「盛った話」として読んだ。
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