彼方のアストラ
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あらすじ
宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!
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みんなのレビュー
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SFとミステリーと冒険と青春と
作者らしさがギュッと詰まったコンパクトな冒険譚。話はもちろんのこと、登場人物の輪郭が際立つキャラ付けとデザイン、伏線の張り方使い方、ギャグのテンポに微量?のラブ、全てに隙がない作品です。
5日間のキャンプに参加するため集まった、9人の子供たちが謎の球体に吸い込まれて宇宙の彼方に飛ばされ遭難。それぞれの知恵を集めてどうにか生還のルートを見つけますが、何者かの故意で宇宙空間に飛ばされたと知ります。
9人の子供達が遭難した理由、球体の正体など、いくつもの謎がまた別の謎を呼ぶ展開。小説でも面白く読めたでしょうが、やや重かったでしょうね。
画風と上手いことバランスが取れています。
さすがは篠原先生と思うのが、読了後に各巻表紙を順に見返した時。何もかもが連載前から決まっていて、予定通りに連載を終えた事が見て取れます。
大筋は決まっていても、雑誌都合に読者の声、売れ行きなどで、内容や終わり方まで左右されたあの作品この作品を思うとため息が出ます。
マンガ好きほどベテランの凄みに唸る作品かもしれません。by 色は匂えど- 0
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4.0
前世は親子かな
『マンガ大賞2019』ノミネート作品とのことで読んでみました。普段ならなかなか手をつけないSF冒険モノです。
キャラクターの描き分けはベタではありますがしっかりされていて、表情も豊かでどのキャラも魅力的です。
コミックスでいうと全5巻。3巻くらいまでは、冒険しつつ仲間の闇に触れ、絆を深めていくよくある展開ですが、4巻あたりからまさかの急展開。気にも留めていなかった細かな伏線までも見事に回収し、一気にラストまでいきます。帰還してからは少し忙しない印象もありますが、もともとドタバタコメディ要素のある作風なので、彼ららしいラストになったのではないかと思います。また出てくるギャグがいちいち面白い。
歳のせいか、仲間だ絆だがむず痒く敬遠しがちになっていた冒険モノ。もっぱら現代を舞台にした作品ばかりを選んでいましたが、久々にハラハラしながら漫画を読んだ気がします。もう一度はじめから読み直すと、なるほどー、と思える発見が出てきて、二度三度と楽しめる作品だと思います。by もじゃー- 7
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5.0
これはいいSFミステリー
知り合いの方から勧められてよんでみたのですが、もう惑星マクパに着いてから起こる展開が目を離せず、一気読みしてしまいました。
前半のちょっとしたセリフが伏線になってるのが、後半でわかる時はひたすら驚きの連続。
キャラクター達もそれぞれ色々な過去があり、またそれらの理由があまりにあまりな理由なのが……
短いけれどもその分凝縮されてて、下手にズルズル長くされるよりは、このまとまり方で良かったなと思います。
何度も読み返したくなる作品です。by へ~- 5
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4.0
クオリティ!
コメディとミステリーと青春と恋愛が程よく描かれていてかつスピード感ある展開。
一つ一つの惑星の描写がもう少し丁寧にあるとなお良かったかな、と思います。
後半はかなり重いテーマが彼らにのしかかりますが、わりとさらっと受け入れるのね!五千光年の旅をやってのけたプラネットサバイバーかくも強き存在か!
キャラクターのメンタルの強さが秀逸です。
終わりを急いだ感じは否めないですがダラダラするよりは潔くて良かったです。by とろぽんちゃん- 3
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5.0
素晴らしい作品です
マンガ大賞を受賞した作品ということで、課金して一気に読みました。
完璧すぎる構成にひたすら驚き…最後の最後まで驚きと笑いの連続でした。
SFでもあり、ギャグ漫画でもあり、ミステリーでもある。絵も綺麗で見やすく、キャラ一人一人に強烈な個性がある。
こんな全部詰まった作品が面白くないわけない!
伏線回収も完璧。最後の最後、タイトルの意味までもちゃんと回収してくれます。
若干、強引なストーリーかなというところはありましたが、全く問題なし!
見て絶対損はないですよ!!!by ちゃんけんとちょっけん- 1
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5.0