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4.0
なんでこの作品を２話無料とかにしないの？おっパブやトイプーよりずっと読み応えある。
立ち読みから最終回まで一気読みするくらい面白かったです。
前半はあいらがただの嘘つきの気味悪い悪役だと思ってました。それが後半からハイスピードで話が化ける！でも読者を置いてけぼりにしない感じがすごいです。
マリエが覚醒してからが本番ですね。
昼ドラにしても面白そう。
強いていえば序盤に出てくるキャラが全員二枚舌すぎて、誰も本心打ち明けてない気がして、あいらのマリエの漫画に対する誠実な態度が演技としか思えなかったので、その辺りの感情の区切りみたいなのがあるとよかったです。
買って損なし。
21
5.0
の厳しさが本当によく分かる作品でした。
自分も小さい頃漫画家を夢見たことがあるだけに、瞬く間に全部読みきってしまいました(笑)
うーん…！とうならされます。
色々様々なことを考えさせられました。
特に大手の出版社に連載の作品を持っている作家さんは、
私が思っている以上、
いや想像を絶するほどの苦悩があります。
漫画家は頭脳労働。
それと同以上に体力・精神力が要求される過酷な仕事です。
自分の好きなように描かせてもらえない苦しみがあります。
作品イコールお金なんですよね、
それもビッグマネー。
出版社の編集者がOKを出してくれるネームでしか、描かせてもらえない。
それがイヤなら辞めろ、ということなんですよね。
その環境に耐えられそうにないなら、
別の安定した月給制の仕事をしながら趣味で作品を描いていくしかないですね。
手塚治虫の「火の鳥」某巻のあとがきに
赤川次郎のコメントがあったのを思い出しました。
「僕は本当は漫画家になりたかった。でも絵が下手でどうしても描けないので、
諦めて小説家になった」
と書かれてありました。
この作品では、
それと正反対の才能の持ち主が登場します。
そして自分の考案したネームを出版社の編集者にことごとく否定され、
悩みあぐねていた際に、アシスタントの仕事を頼まれて行く。
そこから大きな悲劇、ドラマが始まります。
画力とストーリー作成力、コマの構成力。
本当に全てを生み出す映画監督と同様の作業だと、この作品を読んで痛感させられました。
12
5.0
すごく楽しかったです。他の人がレビューで言っているように、タイトルと表紙で損してるなあと思いました。
序盤はたしかにマインドコントロールですが、中半～後半の主人公が髪を切って自分を取り戻すあたりから、とても熱い展開＆希望を取り戻す展開になっていて、この漫画は絶望や洗脳がテーマではないのでは？と思わされました。
また、この作者さんの描く人の表情、必死さや意思がすごく伝わってきて大好きです。
作者さん自身を重ねて描いているのでは？と思えるシーンもたくさんあり、漫画家というテーマならではだな、と思える作品でした。
7
5.0
他の方のレビューを見て、まとめ買いをして読みましたが、中盤以降～ラストにかけての展開が神がかっていました！
大御所漫画家の豹変ぶりはさすが池田先生wと思っていましたが、アシスタントの才能を開花させて自分の作品に昇華する手腕は、大御所漫画家としての信念を感じました。
ラストページの新しいアシスタントは、もしかしたら彼女かな？と読者に思わせるシーンで、そこがまた希望が持てる場面でした！
4
5.0
トイプードルどっちも配信まで全て購入しています。池田先生の作品が好きなのでこちらも読んでみようと思ったらどハマり！笑
他の方のレビューでも合ったけどホラーかと思いきや最後では友情を感じたり二転三転したストーリーが本当に面白かったです。
どのキャラクターも個性的ですがどこか共感してしまうし、嫌だけど憎めない。そして最後は応援したくなる魅力的な人物ばかりでした。
漫画家さんの苦悩は分からないけれど人生で挫折、苦労しても這いつくばった気持ちを思い出して奮い立たせて貰えた気がします。
そしてラストがとにかく好きです。あいらと一緒に泣いてしまいました！笑
ぜひ最後まで見て欲しい作品です。
3
5.0
もっとドロドロかと思いきや、読後感もよい友情モノの漫画でした。
この漫画家さんはどの漫画も見せ方が上手く引き込まれます。
表紙やタイトルで損していると思いました( ；´Д｀)
11
4.0
以前インデーズの漫画を見たことがあります。
コマ割りの稚拙さが明確に分かり、どうしてこの作家はこの感情をもっと強く読者に伝えないのかしら？と不思議に思ったとこがあります。
編集者って大事なんですね。ネームの構成もコマ割りも、作者の意図も、読者の意図も、ひいては出版社の意図まで背負って、漫画家に要求して描かせています。
ただの絵の上手な人では、漫画家になれません。物語も大事です。今は原作物が多いので、任せればいいもですがそれでも、最初から最後まで読者も興味を逸らせず構成するのは、(時には気休めも絵もいれて)総合力の長けた演出家の仕事のようです。
才能の枯渇だ。と思う時があるでしょうね。
漫画家はアシスタントから始まるのは予想ができます。
それも辛い、苦しい、半分楽しい。
そんなことを全て、考えさせてくれた作品でした。
あいらさん！立派な漫画家になるといいね。
1
4.0
なんだか真意がよく分からないアシスタントの言いなりになる少女漫画家の話。
中盤までが猛烈にイライラしましたが、このまま読むの止めると後味が悪いのと、ラストがすごい良いというレビュー多数なので我慢して読みました。
確かに中盤以降、主人公の少女漫画家がキレてからのどんでん返しは面白かったし、ラストも良かったです。
途中でイライラした人は、ぜひ最後の3話分ほどだけでも読んでください。印象が変わります。
それにしても創作って大変なんですね…… 漫画家の苦労がよく分かりました。
1
4.0
池田ユキオさんの作品を全て読んだ訳ではないですが、個人的には、SNSものとかと比べてもずっと引き込まれて一番面白いと思いました。
話が収まる所に収まってスッキリします。漫画の王道を行ってる作品ではないかと。
★を一つ減らしたのは、表紙とタイトルが中身と全然合ってなくてとても残念・もったいないのと、最後ちょっとだけあっさり終わっちゃったかな、という所です。もう1エピソードあって引っ張ってくれても良かったかも。
でも全体として、当たりを引いた気分です。
1
4.0
最初はホラー系かと思いました。この作者のラストが暗い展開が多かったので。
無料四話までしか読んでいませんが、なんとなく、ホラー系ではない？気がします。
最初はアシスタントとしてきた暗い子を恐れていたけど、四話目には打ち解けて？協力し合っているような、なんだか2人の雰囲気が良くなってる気がして。
洗脳されているようには思えなかったので。
まだ途中なので、もう1人のアシスタントが問題起こしてきそうですが、負けずに打ち勝ってほしい。
どんな展開になるのか、とてもたのしみです！
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