4.0
なんだか優しい気持ちになれました。ちいさこが人間を幸せにしてくれましたね。忘れかけた小さな幸せ、気付いていなかった幸せを気付かせてくれて。
by
桔梗の花
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なんだか優しい気持ちになれました。ちいさこが人間を幸せにしてくれましたね。忘れかけた小さな幸せ、気付いていなかった幸せを気付かせてくれて。
恋をすると見えなくなってしまう存在「ちいさこ」が、
時代を越えてさまざまな人々と出会い、
ふれあっていく連作集です。
ちょっとした心のすれ違いを
まっすぐに気持ちをぶつけることで
解決していこうとする、
意外にタフな登場人物の性格は
小玉先生ならでは。おすすめです。
国内海外問わず存在するこびと物語の影響を受けて描かれたそうです。
ちょうど子どもがアリエッティにハマって毎日のように観ていて、私自身あの世界観がかなり好きなので「あぁこんな感じね」と特別なウキウキ感はありません。
恋をしたことがない人間(と、死期が近い人間)には見えるという設定は新しい気がしますが、なんとなく、「途中で見えなくなるんだろうな」などとわかってしまい、少し冷めた感じで読んでしまいました。
自分がつまらない人間になってしまったのかな。
某アニメを思い出されます。
おとぎ話にもあるような幼い子と小人や妖精のふれあい。
子どもの頃に読んだ童話を思い出して優しい気持ちになれます。
ポイントが貯まったら二話目以降を読みたいです。