孤高の人

あらすじ

孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」ことを確かに実感するもの…。文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめた――!!

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  2. 151話 コメント0
    第133登 攻撃(2)
    44pt
  3. 152話 コメント1
    第134登 反定立
    44pt
  4. 153話 コメント0
    第135登 自己顕示
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    第136登 高所気圧
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    第137登 異常なる高揚
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  7. 156話 コメント0
    第138登 凍てつく伽藍
    44pt
  8. 157話 コメント0
    第139登 序曲
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  9. 158話 コメント1
    第140登 重力の攻勢
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  10. 159話 コメント1
    第141登 難攻不落
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  11. 160話 コメント1
    第142登 挺身
    45pt
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    これは素晴らしい。

    70話まで一気に読みました。
    山岳物のマンガは他にも読みましが、この手のマンガはどの作品もリアルな人間の本性や、グロテスクな描写がつきものです。

    山の美しさだけでなく、自然の厳しさと、その中で現れる人間の本性を浮き彫りにしていて、山を知らなくても楽しめると思います。

    天性の才能や、ビギナーズラックだけでここまでこれるかは疑問ですが…。

    山を前にすれば人間は余計なものを全て削ぎ落とされる。主人公であろうが所詮ちっぽけな人間です。
    超人でも善人でもない。

    だから応援したいというよりも、これから彼がこの生と死というギリギリの山を舞台に、どのように人と関わっていくのか、人として変わっていくのか、人生をどう進むのか、見守っていくつもりで読んでいきます。

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    すごい。なにこれ。

    ネタバレ レビューを表示する

    読み始めたきっかけは先日テレビで見たヤングケアラーの男性がこの漫画を何度も何度も読んでいると。一人で山に挑戦する主人公に自分を重ねたりして奮い立たせていたのだろう。彼を支えた漫画とはどのようなものか気になりタイトルで検索したどり着いた。自分はジャンル問わずわりといろんな漫画を読んでいる方だと思いますが絵の美しさ、迫力、スピード感がすごくて漫画を読んでいるというか実写の映画見ているというかなんならこの作品の世界に自分が入っているような。初めての経験と言っても良いくらい。山の事は何も知りません。子供の頃に遠足で登るレベルの所に行ったきり。そんな自分でも引き込まれ全話読了。他を寄せ付けない主人公は山に魅了され自分の居場所を見つけるのだが彼を取り巻く人間の温かさや醜さ社会の描き方もリアルで。
    一言で表すとレビュータイトルで書きましたがすごい。なにこれ。という気持ち。

    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    ドキドキした

    ネタバレ レビューを表示する

    長かったー
    一気に読んでしまってポイント使い過ぎた
    けれど読んで良かった面白かった。

    そこまでしなくても…って思うくらいストイックで孤独。山に登ることしか考えてない森くんが、花ちゃんと出会って家族ができて人間らしくなった時は読んでてホッとした。
    けれど、やっぱり登りたいのね

    雪山では雪崩にあったりケガをしたり仲間われしたり亡くなったり。辛いことだらけなのにまだ登るの?と思った。
    けれど読んでてドキドキした。
    本当に面白かった。最後まで読めて良かったです

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    主人公と一緒に山に登っている感じ

    ネタバレ レビューを表示する

    登山家の方々にも、色んな方がおられると思いますが、この作品の主人公は、山に登る人生以外の選択肢がない、というようなタイプの人物に思えます。彼にとっての登山は、ぎりぎり社会性を保った、しかし内実は限りなく自傷行為に近い意味を持つ行動のように感じました。山は容赦なく奪うだけでなく、与える事にも豊かな場所で、結果的に、主人公に社会的な役割や人との繋がりを与えてくれます。圧倒的な画力の高さがリアリティを与えており、その分主人公の心情を追いかけていく事が、苦しく感じられる作品でもあります。

    by there
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    何故そこまで山に登に惹かれるのか?

    ネタバレ レビューを表示する

    イノサンからのファンです。
    この作品は新田次郎が原作ということは知っていました
    イノサン→本作→原作と読み進めました
    原作と時代設定が違いますが、主人公が純粋すぎて、上手く笑顔すら作れない不器用なところなど上手く描けていると思います。
    最後の山に登る前ぐらいから、読むのが辛すぎて、、、
    最後は漫画で初めてボロ泣きしました
    最終巻の不吉なイメージの表紙も興味深いです
    ラストについては原作と決定的な違いがあります
    坂本先生が何故その選択をしたのか
    原作と違う結末を考えたのは「いつ」なのか?
    エピローグで「あの日」の様子が描かれていたので、何か願いを託したくて違う結末を描いたのかもといろいろ考えさせられます
    それともエピローグ自体、死にゆく者の心の世界なのか、、、

    by Aino
    • 0

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