みんなのレビューと感想「お別れホスピタル」（ネタバレ非表示）（60ページ目）

最初は人の死に向き合うと気分が暗くなってしまうのであまり読む気になれませんでしたが、頑張って何話か読んだらめっちゃハマってしまいました。
テンポが良くて読みやすいし考えさせられるし、ギャグ要素もあり面白いです。

看護師さんに感謝

私の祖母も最期の一年は緩和病棟で過ごしました。
コロナ禍だったので面会も叶わず、数ヶ月に一度のオンライン面会のみで、どんどん弱っていってしまいました。
そんな様子がとても見ていられない程辛かったのですが、看護師さんも何人もの患者さんに少しでも終末期の痛みや苦しみを取り除いて穏やかに過ごせるように尽力しているかが分かるお話です。

人間とは

『生きる』事がどういうことか、自分はどの様に終わりを迎えるのかを考えさせられます。
生きている限り人には終わりが必ず来ます。その時にどうするのか、どうあるべきか、どうしたいのか…たくさんの事を考えてしまいました。

いろいろ

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人がなくなるまでのお話ですが、病院の中のこと、家族のこと、患者さんの今までのこと、さまざまなストーリーがたくさん描かれていて、楽しく読んでいます。特に、患者さんの昔の話は、温かい気持ちになれます。

作者さん買いです。終末期医療の病院にいる患者さん達と看護師さん、介護士さん、院長さんなどなどのお話ですが作者さんの描きかたによりコミカルで読みやすかったです。

面白い

作者さんが好きで色々読んでます。面白いエピソードがあったりで憎めないキャラクターも多く楽しんで読めます。内容は辛いのもありますが。

どう死ぬか

自分にもいつかやってくる死の瞬間を、どんな風に迎えたいか、考えさせられる。死と毎日向き合う仕事の方々に頭が上がらない。

絵が淡白なので淡々と読めますが、死は誰でも必ず迎えるし、幸せな最期を迎えられるかは自分の生き方によるんだろうなと考えさせられストーリーです。

深い

終末期病棟、細かいことは知りませんでしたが、暗いだけではない、考えさせられる作品。
死を前にした介護者の葛藤や大変さ、患者の人生、辛いだけではない死と、綺麗事だけではない現実。ほんとうに人それぞれのストーリーがあります。シリアスになりすぎない絵柄が好き。

涙なしには見られない

人の死を通して自分の生き方について考えさせられる作品です。
辛かったり、優しい気持ちになったり、色々な感情が芽生えて涙が出ました。