みんなのレビューと感想「お別れホスピタル」（ネタバレ非表示）（549ページ目）

いろんな死に方

色々な死に方、死に際があるんですね…そんな場面にたくさん遭遇しても慣れることなく素敵な作品をかけるって素晴らしいと思います。

快復の見込めない患者の入る終末期病棟でのエピソード。人の死んでいく様を通して生きることを考えさせられ、深い感動があります。
「親が育てたように子は育つ」という言葉が心に響きました。

テーマは重い

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終末期医療という重いテーマで基本的に登場する人達は亡くなっていきます。
どんなに良い人生を歩んでも、逆に酷い生き方をしてきても最期は呆気ないものなんだなぁと思わされました。

人生

透明なゆりかごを読んでるので、その流れで読み始めました。人が生まれてくる話とは真逆ですね。
それぞれが歩んできた人生が死に様に出るのかなと思いました。

「お別れホスピタル」、もうタイトルからして切なくなりますね。
3年前にお舅さんが肺炎で入院した時、
薬の副作用もあって認知症になり
一旦は帰宅したものの本当に大変でした。
あっという間に肺炎再発して再入院後、2日で亡くなりましたが、この作品を読むとその時のお舅さんの最期が鮮明に思い出されます。

この作者さんの他の作品も読んでいますが、命をテーマに描くものの振り幅が大きく、さすがだなと思いました。自分はどんな最期を迎えたいか、身近な人の最期にどう向き合うか、考えさせられます。

分かる気がする

作者と同業者です。分かるなぁーと共感しながら読んでいます。病院で迎える死について否定するでも肯定するでもなく考えさせられる作品です。

本当にありあり

姥捨て現代版でしょうか。
家族の希望で逝く事も出来ないのは幸せでしょうか。最期を考えさせて貰える作品だと思います。

さすが！

他の作品も読んでますが、この作品もまた一味違った見せ方をしていて内容もこれまた面白い！
読みやすい、わかりやすい、もっと読みたくなります！続きが楽しみです！

作者買い

沖田×華さんがイラストを描いていた作品を紙の本で買ったことがきっかけで、こちらの作品も手に取りました。
終末期病院のことって、内側から見る事は無いので、知らなかった現実を知る機会をもらえたように思えました。
特にこれから先の課題があるテーマだとも思えるので、こう言った漫画の形で知れることがあって良かったです。
イラストも味のあるテイストですきです。