5.0
ゆりかごが面白かったので、なんとなく見てみたらハマりました。辺見さんと赤根さんのコンビは見てて楽しい!赤根さんの病後が気になります。
- 0
ゆりかごが面白かったので、なんとなく見てみたらハマりました。辺見さんと赤根さんのコンビは見てて楽しい!赤根さんの病後が気になります。
どのお話も悲しいほど読んでいて沁みましたが、福山マサさんのお話は涙が止まりませんでした。
父は戦争で亡くなり、母とマサさんは残り、しかし母は体が弱く無理して30手前に亡くなり、昔はほんとに大変だったんだなと、子供のうちに両親とも亡くなり、最後まで読んでて涙が止まりませんでした。安らかに。
いいです。
読むのが怖いような、読みたいような…。
私も半年前に母を82で亡くしました。
晩年は少し距離が出来てましたが、末期のすい臓ガンとのことで延命拒否のまさに…でした。
最期の1週間、夜はほぼ泊まり込みで病室で付き添いました。
ほとんど寝てましたが、あの1週間は…今更ながらかけがえのない1週間になりました。
そのときの看護師さん、ヘルパーさん、を思い出し、改めて感謝の念が思い返されます。
大変なお仕事だと思います。
介護保険制度も緩和ケアも無い頃でしたが父の病棟は別館で末期患者の終の棲家でした。読んでいると父の介護を想い出します。こういう漫画が当時あると励みになったなぁと思います。
沖田さんの作品は『透明なゆりかご』が有名かと思いますが、重い気持ちになりたくなくて読むのを避けていました。
こちらの作品も同じ理由で読むのを迷いましたが、無料分だけでもと思い読み始めました。結果、読んで良かったです。
元々重いテーマかと思いますが、時には笑えるお話や泣けるお話もあって、特にマサさんのお話では泣いてしまいました。全体的に軽すぎず重すぎずのストーリーにも関わらず、死についてとても考えさせられます。
こういった仕事があることはなんとなく分かってはいましたが、実際に携わっている看護師の方たちは体力も精神力も本当に凄いと思います。
人とのお別れがわかりながらの毎日…。
悲しくなったり、辛い事ばかりではないことがこの作品から伝わりました。
色んな病棟がある事もこの作品から知ることができ、すごくお勉強にもなりました!
終末期がテーマのお話。でも働くスタッフのいろいろな視点で日常を描かれていて面白く切なくなってしまう作品だと思います。
人間の死という重たいテーマだけど、看護の立場から見た色んな人の死を通して、最後に何を思うのか考えさせられる。
人はいつか死ぬけれども、今をどう生きるかにもつながってくる。
自分では選べない死に際。
その様子が漫画でよく分かる。
働く当事者の方にしか知り得ないことが描かれていて、内容には切なさもあるけど、自分の行く末とか考えちゃったな。
さらっとしつつも、残酷に思えるが当たり前の事実を描いている。終末期医療はどういうものかを考えさせられる作品です。