みんなのレビューと感想「ブルーピリオド」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

意外と感動

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最初はダラダラとしたフツーの男の子たちが、
特にやる気もなく、やりたいこともなく、惰性で生きていて、
そのままきっとフツーの大人になるのだろうな、と言う感じだったけど
途中から、主人公の気持ちが段々と前に出てきて、自分の中の自分と葛藤しながら
方向が見出てきた。
ワクワクして先が知りたいというより、ノンビリと身守ってあげたい気分です。

勢い止まらない

続きが気になって気になって仕方ない…
描くことが楽しくて仕方がない気持ちや、描き終わって周りと並べると愕然としたり、自分の眼に見える物と絵のうまい人に見える物が同じではないみたいな気持ちが懐かしくもあり、こんな努力家なDQNが近くに居たら凄い刺激になっただろうな、と。本当に続きが気になります

出だしを耐えて

賞を取ったし、今結構無料だからと読みました。
出だしは正直怠かった。
若者の自由な不自由感が売りかな？的な、大人には苦笑でしかない青さに、読み進むのが面倒とも。

しかし、主役が絵を描く魅力を理解していくように、読み手もこの面白さに惹かれていきました。

もっと上手くなりたい渇望が、私たちのもっと読みたい渇望にリンクします！

大人女子も共感

普通の高校生が芸大受験という派手さのない平凡な話ですが、下から這い上がる主人公のガッツに応援したくなります。キャラの個性や美術のマメ知識も個人的に好きなポイントですが、主人公の器用さゆえの不器用さと言いますか、大人社会の生きにくさと重なるようでとても共感もてます。読んだあとには元気になれます。オススメ！

自分は絵を描く事が好きです。長い間元気がなく、描く気力がないだのスランプだの言い訳を作りまくって、しばらく描く事から逃げていました。この作品を見た後、ムズムズウズウズした私は久々に絵を描きました。久しぶりにとても楽しく描く事が出来ました。今日から又、描き始めたいと思います。この作品に出会えた事に感謝します。ありがとうございました。

紙向きです。

思っていた以上に専門的。
美術、
特に絵に興味のない人には、
おもしろくないかも。
それだけに、
あまり、電子コミックには向かないような。
私は本屋で買って満足してます。

リアルで一気読みしました。

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子どもが作品に出てくる美大に推薦入学で入りました。予備校もリアルで当時美大受験を反対していたのでお母さん気持ちも自分と重なり渋々入れた予備校ででおくれて必死なところも、親不幸でごめんなさいって主人公がお母さんに言うシーンは似たようなことを子どもにいわれたことを思い出して泣いてしまいました。

表現するということ

この作品に出会えて良かったと思っています。ほとばしる情熱、努力、苦悩、奢り、嫉妬、自己嫌悪、挫折、身も心も削ってひたすらに自分の何かを表現しようという世界を少し・・見せて貰っている感じ。。読んでいるだけで辛い場面もあります。
渋谷の絵の話が、読み進んだ今でも一番好きです。

芸術に携わる人なら

芸術に携わる人ならではの、ウズウズしたり、ワクワクしたり、挫折を味わったり、スポーツとはまた一味違う楽しみ、喜び、悔しさ、共感できる漫画です。私はム○美近くの音大出ですが、藝○に練習に行った時に、力の差に愕然とした事を覚えています。涙
がんばれ矢口くん！！！！続きを課金で購入して応援！！

美大生の私からしたら主人公と自分を重ねられるスポ根漫画でした。芸術には正解がない分続けていく精神力を維持するのは大変ということを、特に日本ではあまり思われていないように感じていたので、そこのリアルな部分や葛藤を描いてくれて嬉しいです。大ヒットしてほしい。アニメ化おめでとうございます！