みんなのレビューと感想「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」(ネタバレ非表示)(68ページ目)
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知らない世界でした
広告から興味を持ってこの本を読みましたが、夢中になって8話まで完読しました。こういうことはタブー視されがちで、これまでは自分もあえて踏み込もうとはしませんでしたが、作者さんのお陰でこういう世界があるんだと勉強になりました。
by 匿名希望- 0
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4.0
そこまで
宗教勧誘。自分が信じるものくらい自分で決めたい。それは各々の自由。自分は自由なくせに相手の自由を奪おうとする。押し付けがましく。
他人であれば避ければ良い。近づかないという選択肢があるだけ幸せだ。
家族に、それがいたなら。それが、抗えない関係であったら。自分が弱者だったら。
きっとそれは人を不幸にする。…だろうか。答えが書いてありそうby 匿名希望- 2
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3.0
思い出しました
小学校の同級生が今考えたらこの宗教でした。一緒に遊んだけど親って見たことなかったな。
そうだったんだ、私達ふつうの家庭の子と遊ぶのよくないと思われていたんだなと思い出しました。知らない世界を見れました
子どもは親が好きだし、嫌われたくないから言いなりだろうけど大事な時間を返してあげてほしいなと思いました。作者様の人生が今幸せだといいのですが。by たまのようなもも- 0
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1.0
うまく言えませんが…
私も今は離れていますが二世で育ちましたから作者の気持ちはわかるところがあります。ただこの方のお母様のやり方は少し疑問がありました。私も鞭を受けましたが明らかに嘘をついたり、親に激しく反抗するなどした場合のみで奉仕に行きたくない程度でサタンだなんだとか鞭をされた覚えはありません(^^;熱心さ故かもしれませんが…また大人になって親となった今、ある程度の指針を持って厳しく育てられたことは感謝もしています。しかしながら現実にこのような形で押さえつけられ、信仰が育たないような二世も多くいたのは事実だと思います。うまく言えませんが、二世が皆このかたのように苦しんできたりまるで虐待を受けたかのようにされていたわけではないことは理解していただきたいなと思います。
by 匿名希望- 7
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4.0
昔うちの近所でもこの宗教の方が奉仕活動をされてました。
うちは信者ではなかったのですが、訪ねてこられると気の毒でパンフレットだけ母が受け取っていたみたいで、動物の絵が描かれた冊子のようなものを見た記憶があります。
それくらいの印象しかなかったので、鞭の話とか、学校での振る舞いについては衝撃的でした。by 匿名希望- 2
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4.0
悲しいなぁ。
うちにも土曜日にこの宗教の方が良く聖書をもって来ます。何度断ってもにこやかで低姿勢です。だからこそ怖いというか不気味というか。。。たまに地味でダサい(ごめんなさい)女の子を連れて来ます。この本を読んで、今まではこの女の子も好きで奉仕活動をしてると思っていましたがそうとは限らない事を知ってやるせなくなりました。おしゃれしたいし、恋だってしたい年頃なのに。作者さんは、自由を取り戻せて良かったです。これからもっともっと楽しんで欲しいです。
by joe_joe- 0
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4.0
恐ろしい世界
あまり身近に無いことだったので逆に興味があり読んでみました。
結果、すべての宗教がこうでは無いかもしれないけれどやっぱり怖い、近寄りたく無い、身近に入っている人がいたらあまり付き合いたく無い…と正直感じてしまいました。
親が入っていてそのせいで友達も作れない、好きな服も着れない、やりたいことも出来ず、、こんなのは虐待ですよね(>_<)
これがすべて宗教のせいならなんのためにあるのか全く意味がわかりませんでした。
でも知らない世界が知れて勉強になったので読んだことは後悔がありません。
こんな世界があることを知るためにもたくさんの人に読んでいただきたいです。by まなみ318- 0
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1.0
興味本位で読んで吐き気がしました
絵はシンプルで宗教内の仕組みなどわからない人にもとても丁寧によくまとめられていて
読みやすいしわかりやすいです。作品としては◎ですが、実体験として読むと背筋凍ります。母親からの鞭のシーン、車でツバメを轢き逃げしてでも集会に駆けつけるなど、気持ち悪すぎました。宗教の暗黒面がまざまざと伝わってきて、読後感が非常に悪く、吐き気をもよおします。by によ- 6
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4.0
苦しくなりました
読んでいて苦しくなりました。
我が家にもしばしば宗教の勧誘と思われる方が見えます。
皆さん、信仰をもたない、或いは異教の方を正しい方向に導くべく、来られます。
心の底から信じているからこその布教活動と思っていたので、そうでない方も我が家のチャイムを鳴らしていたかと思うと胸が痛くなります。
ましてや子どもが活動していたならばいわんや!
もう一回読もうと思いました。by 匿名希望- 3
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4.0
希望
最初に白状するが、私は、現代の日本の多くの宗教に対しては、かなりの嫌悪感を抱いている。
それは、多分に偏見に基づく。
だから、ちょっと申し訳ないとも思う。
けれどこの嫌悪感は、いくつかの決定的な経験と、それにまつわる私の強い怒りから、長い年月に渡って形成されたものであり、今ではほとんど生理的なレベルに達していて、もう一生変えられないと思う。
以前、妻がこんなことを言っていた。
「もし、宗教を強く信じる親のもとに自分が生まれていたら、と考えると、それがこの世で一番怖いことかもしれない」と。
妻は、二つの意味で言ったのだと思う。
ひとつは、自分の人生が、宗教によって制約・束縛される恐怖。
これは、要するに「やりたいことがやれない」というレベルの話だ。
もうひとつは、自分の人生の自由が、宗教によって制約されている異常(だと私は思う)さにすら気づけないかもしれない、という恐怖。
こっちの方が、より、怖い。
私は、妻に言った。
もし、そういう家庭に生まれても、あなたはきっと、気づけたと思うよ、逃げ出せたと思うよ、と。
俺もその自信あるよ、と。
嘘ではなかった。
でも、本当に、そうだろうか?
この漫画の作者のような家庭に育った人間が宗教から抜け出すには、文字どおり、かなりの年月に渡る自分の人生を「無駄にする」覚悟がなければ、無理だ。
どうであれ、それまでの人生が「間違っていた」のだ、と認めることは、決して易しくない。
人間は誰だって、積み上げたものを否定したくない。
だから、この漫画の作者の決断には、本当に胸が熱くなった。
こういう種類の人生から抜け出した人の証言に、初めて出会った。
そして、希望を抱いた。
この世には、自分が望んだわけでもない宗教の囲いの中に生まれ、そこから抜け出せずに一生を終える人が、いくらでもいる(それが不幸であるかは難しいけれど…)。
でも、自由の風を感じて、それに憧れて、信じて、勇気を持って踏み出す人も、きっと、いるのだ、と。
そのことについて、作者に、ありがとう、と言いたい。
その勇気を、意志を、そして、何よりも彼女がつかんだ自由を、私は、心の底から祝福したい。by roka- 32
5.0