みんなのレビューと感想「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」(ネタバレ非表示)(50ページ目)

みんなの評価

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3.7 評価:3.7 817件
評価5 23% 187
評価4 35% 286
評価3 32% 262
評価2 7% 54
評価1 3% 28
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  1. 評価:4.000 4.0

    この宗教の方たちは

    以前オートロックのないマンションに住んでいたころ、この宗教の方たちがしょっちゅう布教活動に玄関先へ来ていました。
    子供や老人を巧みに利用するのが特徴ですよね。
    つい同情して、小さな冊子を受け取ってしまっていました。
    旦那さんによりよく働いてもらうために、朝は4時に起きて、5時からの集会に参加しましょう。
    家事は朝の早いうちに終わらせて、昼からはどこどこへ集まりましょう。
    など、回ってくるおばあさんからとても具体的に勧誘されて突っぱねにくく辛かったのを思い出しました。
    この切り口、宗教家の親のもとに産まれた子供の目線からのストーリーは新鮮でした。

    by 匿名希望
    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    知らない世界でした

    広告から興味を持ってこの本を読みましたが、夢中になって8話まで完読しました。こういうことはタブー視されがちで、これまでは自分もあえて踏み込もうとはしませんでしたが、作者さんのお陰でこういう世界があるんだと勉強になりました。

    by 匿名希望
    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    思い出しました

    小学校の同級生が今考えたらこの宗教でした。一緒に遊んだけど親って見たことなかったな。
    そうだったんだ、私達ふつうの家庭の子と遊ぶのよくないと思われていたんだなと思い出しました。知らない世界を見れました
    子どもは親が好きだし、嫌われたくないから言いなりだろうけど大事な時間を返してあげてほしいなと思いました。作者様の人生が今幸せだといいのですが。

    • 0
  4. 評価:1.000 1.0

    うまく言えませんが…

    私も今は離れていますが二世で育ちましたから作者の気持ちはわかるところがあります。ただこの方のお母様のやり方は少し疑問がありました。私も鞭を受けましたが明らかに嘘をついたり、親に激しく反抗するなどした場合のみで奉仕に行きたくない程度でサタンだなんだとか鞭をされた覚えはありません(^^;熱心さ故かもしれませんが…また大人になって親となった今、ある程度の指針を持って厳しく育てられたことは感謝もしています。しかしながら現実にこのような形で押さえつけられ、信仰が育たないような二世も多くいたのは事実だと思います。うまく言えませんが、二世が皆このかたのように苦しんできたりまるで虐待を受けたかのようにされていたわけではないことは理解していただきたいなと思います。

    by 匿名希望
    • 7
  5. 評価:4.000 4.0

    悲しいなぁ。

    うちにも土曜日にこの宗教の方が良く聖書をもって来ます。何度断ってもにこやかで低姿勢です。だからこそ怖いというか不気味というか。。。たまに地味でダサい(ごめんなさい)女の子を連れて来ます。この本を読んで、今まではこの女の子も好きで奉仕活動をしてると思っていましたがそうとは限らない事を知ってやるせなくなりました。おしゃれしたいし、恋だってしたい年頃なのに。作者さんは、自由を取り戻せて良かったです。これからもっともっと楽しんで欲しいです。

    by joe_joe
    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    恐ろしい世界

    あまり身近に無いことだったので逆に興味があり読んでみました。
    結果、すべての宗教がこうでは無いかもしれないけれどやっぱり怖い、近寄りたく無い、身近に入っている人がいたらあまり付き合いたく無い…と正直感じてしまいました。
    親が入っていてそのせいで友達も作れない、好きな服も着れない、やりたいことも出来ず、、こんなのは虐待ですよね(>_<)
    これがすべて宗教のせいならなんのためにあるのか全く意味がわかりませんでした。
    でも知らない世界が知れて勉強になったので読んだことは後悔がありません。
    こんな世界があることを知るためにもたくさんの人に読んでいただきたいです。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    希望

    最初に白状するが、私は、現代の日本の多くの宗教に対しては、かなりの嫌悪感を抱いている。
    それは、多分に偏見に基づく。
    だから、ちょっと申し訳ないとも思う。
    けれどこの嫌悪感は、いくつかの決定的な経験と、それにまつわる私の強い怒りから、長い年月に渡って形成されたものであり、今ではほとんど生理的なレベルに達していて、もう一生変えられないと思う。

    以前、妻がこんなことを言っていた。
    「もし、宗教を強く信じる親のもとに自分が生まれていたら、と考えると、それがこの世で一番怖いことかもしれない」と。

    妻は、二つの意味で言ったのだと思う。
    ひとつは、自分の人生が、宗教によって制約・束縛される恐怖。
    これは、要するに「やりたいことがやれない」というレベルの話だ。
    もうひとつは、自分の人生の自由が、宗教によって制約されている異常(だと私は思う)さにすら気づけないかもしれない、という恐怖。
    こっちの方が、より、怖い。

    私は、妻に言った。
    もし、そういう家庭に生まれても、あなたはきっと、気づけたと思うよ、逃げ出せたと思うよ、と。
    俺もその自信あるよ、と。

    嘘ではなかった。
    でも、本当に、そうだろうか?

    この漫画の作者のような家庭に育った人間が宗教から抜け出すには、文字どおり、かなりの年月に渡る自分の人生を「無駄にする」覚悟がなければ、無理だ。
    どうであれ、それまでの人生が「間違っていた」のだ、と認めることは、決して易しくない。
    人間は誰だって、積み上げたものを否定したくない。

    だから、この漫画の作者の決断には、本当に胸が熱くなった。
    こういう種類の人生から抜け出した人の証言に、初めて出会った。
    そして、希望を抱いた。
    この世には、自分が望んだわけでもない宗教の囲いの中に生まれ、そこから抜け出せずに一生を終える人が、いくらでもいる(それが不幸であるかは難しいけれど…)。
    でも、自由の風を感じて、それに憧れて、信じて、勇気を持って踏み出す人も、きっと、いるのだ、と。
    そのことについて、作者に、ありがとう、と言いたい。
    その勇気を、意志を、そして、何よりも彼女がつかんだ自由を、私は、心の底から祝福したい。

    by roka
    • 32
  8. 評価:3.000 3.0

    自分の知らない世界、親のせいで我慢を強いられ…。
    考え深いです。

    by 匿名希望
    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    考えさせられます。

    宗教の問題は考えさせられますね。信仰心や思想はその人次第でいいと思うのですが、押し付けるのはダメですね。主人公が物心、ついた時には当たり前に集会などに参加していてでも、何処か違和感があって…。
    私の母もそれっぽい事をやっている時がありましたが、父がそういうのが嫌いだから私も毛嫌いしてました。私は押し付けられるような事は無かったけれど、なんとか金っていうお金を払っていたみたいな紙を見た時はゾッとしました。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    知った上でどう接するか

    私の従姉妹がカルト宗教にハマってしまい、人ごとではないなと思い、色々と調べたりして関心のある内容だったので少しだけ読みました。

    なにを以って幸福かは人それぞれですが、日本は無宗教だ、思想が自由だ、といっている反面、病気や様々な不幸で気持ちが弱くなった時、新興宗教や自己啓発セミナーなどが入り込む余地が、宗教を持っている国よりも思いのほか広く根が深いです。

    こちらのお母様も、本当にそれがいいと思ってしていることなのでしょうが、周りとのズレは、やはり辛いものがありますね。

    でも、宗教、思想の自由を掲げている日本だからこそ、この人たちを奇異な目で見て面白がったり、遠ざけて見てしまってはいけないと思います。

    近づきすぎると苦しい関係ですし、自分の気持ちや生活が脅かされると感じるなら距離を取る必要があると思いますが、それぞれ信じるものを大切にしているただのひとりの人間であることに変わりはないのだということも、忘れたくないと思っています。

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