【ネタバレあり】わたしは真夜中のレビューと感想（3ページ目）

久しぶりのヒット

30過ぎて、結婚も出産も経験した女性の初恋。
きちんと仕事もしてるし、スゴくキレイな女性なのに、どこか不器用で、不思議な元家族に囲まれて、かわいい年下彼氏もできて…う、う、う、羨ましい！！
でもこの人はこの人なりの苦労があるだろうからそういうのも総合すると、生まれ変わりたくはないかなーって思います。
はー。もう一回読も。息子の話も結構可愛くて好き。

ある種雑な絵のようで

その線の間にある空気感みたいなところに、この人の作品の魅力があると思います。
まあ最近この手の絵がある種流行りのようなところもありますが…

主人公が、はじめあまり魅力的に思えず、むしろ女装趣味を開花させたじーさんとか、元ダンナの母君とか、息子君が活き活きと描かれているなぁと思っていましたが、
その主人公の曖昧さ みたいなものこそ、作品の肝になっていて、つまり良く描かれているのでした。
そしていつのまにか終わりまで買ってしまった。

いい作家さんですね。他のものも読んでみたいと思います。

しっとりとしたようなストーリー性が好きで、ついつい読み進めてしまいます。

バツイチ子持ちだけどそんなふうに見えないとばりに難しい性格の子供だったり、普通とは違う雰囲気を持つキャラを描き上げていて作者さんすげーっと思ってます。(笑)

絵も綺麗だし惹き込まれる内容ですし、オススメですのでぜひ読んでみてください！

現実逃避

主人公と年齢が近く、子供もおり、離婚を考えています。
バツイチ子持ちが19歳とお付き合い…離婚後に子供は義母と2人暮らしで、たまに義母の家に行って会う…現実的にはそうそうあり得ないシチュエーションですが、夢を見させてくれるような作品、現実逃避として読むには面白いかなと思います。
元夫や義母、そして19歳の彼から想われている主人公は幸せだなと思います。

私も

10歳の差なんてなんのその。お互い思うことがあれば良いのでは、と思います。暗い影があり眠れない男の人を、主人公とばりさんが、癒します。とばりさんも、バツだか子持ち。悩むよねー。悩んだところで答えは、出てるんだけど、声に出しにくいよねー。最終話まで来たけど、何十年後はどうなってるの、少し不安に思ってしまいます。

主人公は

嫌いです。
元夫にも、元姑にも、息子にも、そして10代の彼氏にも愛される、30代女の主人公。信じられないくらい変愛に対してトロくて、ズルくて、ムカつくんだけれども、その他のキャラ達が可愛くて面白くて切なくて読むのやめられなかったです。
池端君の友達が唯一？厳しい事を主人公に言ってくれて、スカッとしめした笑。元旦那の浮気や、池端君のトラウマ、借金の返済元手について等々細部もう少し詳細に書いて欲しかったです。

バツイチ子持ち図書館司書のとばりが図書館で出会った年下の青年と交流していくうちに…という作品。
作品の中に独特の空気感があって、気付いたらその先その先と読み進めていた感じです。主人公と元夫との関係や主人公と哲学的な思考をする息子との会話、そして図書館にやってくるキャラの濃い人たちとの会話。
目線は違えど、一生懸命に生きる姿がほんわかした空気感の中で描かれています。

引き込まれる

バツイチ子持ち、子どもは夫の母が引き取った主人公の恋愛。
元義母とのステキな関係だったり、未だにお互いを気遣い合う元夫との関係だったり。
そんななかヒョッと現れた年下の彼。
なぜか気が許せて、男として気になるのか？人として好きなのか？
迷う主人公に引き込まれてグイグイ読み進めていきました。
最近読んだ漫画の中ではなかりいいです。続きがきになります。

不思議な関係

図書館が舞台の年下ものかと思いきや、斜め上の設定にびっくりしました。恋がすすむのか進まないのか、ヒロインの抱える事情がデカ過ぎて謎だらけ。それが、本当に面白い！作画も素敵なので、サクサクよめちゃいます。シリアスになりがちな設定なのに、暗くなりすぎないところも、読みやすいポイントです。展開がよめないので、楽しみな作品です。

切ないが温かい

主人公の元夫が、別れた後もすごく主人公をわかっていて、どうして別れてしまったんだろうという気持ち反面、1番の恋愛相手にはなれなかったのだなというのを池端くんと主人公の出会いで感じました。人間的には好きなのに男女の好きではないというのが主人公ですが元夫はそうじゃなかったんだろうなと思うと切ないです。ですが池端くんとの絡みを見ていると主人公の相手はこっちなんだろうなと思わされます。二人の間の空気も温かくてもう幸せになっちゃいなよという気持ちになります。