【ネタバレあり】蟷螂の檻 単行本版のレビューと感想（2ページ目）

憂鬱

なんとも憂鬱なストーリー。主な登場人物の誰もが皆、幸せではない。歪んでしまった愛情、正常ではなくなる精神。

良家の後継ぎで厳しく育てられるが歪んだ喜びを知ってしまいます。父親が死に当主となってしまったが歪んだ喜びを知ってしまい、はけ口を求める!

んー

設定が昔なので、小難しくて読むのが大変な印象です。しかし、現代ではあまり起こり得ない人間模様を知ることができて、そういったおもしろさはある作品だと思います。

私は良かったと思う

お試しを読んだ時はキツい内容を想像しました。
明治から昭和まで、今考えても酷い時代だと思う。男尊女卑で、権力は本当に絶対で、いわゆる名家と呼ばれる家は実は内情はこの漫画のようなことがあってもおかしくない感じだったのではないだろうか。
横溝正史の話のようだと思いました。

蘭蔵のそばに「あちこ」のような人がいて良かった。最後、蘭蔵が笑っていて、救われた気がしました。

笑顔が見たくて最後まで…

らんさんの無垢な笑顔やいくさんの幼少期の背景に引っ張られよみきりました。
いくさんにとってはこれが幸せなのかもしれませんね。

この時代の家制度とかの闇を感じます。個人が犠牲になってつらい気持ちの捌け口が弱いものに行くのは読んでてあまり心地よくないです。

無料分読みました。この作者さん初めてでしたが、とても惹かれる作品でした。人間の心の闇を描くのが上手いと思いました。

いやちょっと重い…気をつけて読んで

ただのBOYS LOVEだとおもってサクサク読み始めたものの、重い重い…

でも途中でやめられなくなって読みたくない引き返したい気持ちと先を知りたい気持ちととの鬩ぎ合いです

とりあえず心して読むべし、とお伝えしたいです
淫靡な感じは作者さんうまいなぁと感心しますね

なんか闇が深いです。
ストーリーが重すぎて余り自分好みではなかったです。
絵も個性的で独特な感じ。
無料話でお腹いっぱいです。

闇が深い

無料分読みましたが、とにかく闇が深そう。育朗と使用人の典彦とちょっと問題を抱えて隔離されている蘭蔵。育朗は根はいい人なんだろうけど周りの環境が悪すぎたのだなと思う。続きが気になるが読もうか迷います。