4.0
おじろく、おばさ
読み終えました。
日本にこんな風習があったとはただただビックリです。
長男に産まれるのと、そうじゃなく産まれるのとはこんなに差があるなんて。
貧しいことが原因だと言えども、こんなことを初めに思いついたのは一体誰?
人間の考えること、やることって本当にえげつない。
この苦しみを生き抜いたタケオさんとひなこは絶対幸せになったと信じてる。
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おじろく、おばさ
読み終えました。
日本にこんな風習があったとはただただビックリです。
長男に産まれるのと、そうじゃなく産まれるのとはこんなに差があるなんて。
貧しいことが原因だと言えども、こんなことを初めに思いついたのは一体誰?
人間の考えること、やることって本当にえげつない。
この苦しみを生き抜いたタケオさんとひなこは絶対幸せになったと信じてる。
実際にこんな風習があったんですかね。
だとしたら、本当にもうびっくりです。
人権も何もあったもんじゃありません。
明治39年、日露戦争が終わったばかりの時代に、
激戦地で陸軍大佐に恩を売っておけば、
何らかの見返りがあると狙っての
長男の計算高い行為といっていいの
でしょうか・・・
無料分しか読んでいないので、この先が
とても気になるけど、
読むのが少し怖い気もしますね。
最初のおじろくおばさは、明治の田舎の村にあった悪い風習を、都会からきた嫁の目線で描いています。血の繋がった弟妹を使用人にして、ひどい扱いをし、嫁にも殴る蹴るの暴行・・・これが実話を元にしているとすると、こういう胸くそ悪くなるような悪人が普通に存在していたということ。日本人は、人間はこれが本性なのだとしたら、本当に希望がありません。
おじろく、おばさ。ひどい話ですね。優しいお嫁さんにとっては自分に対する暴力も辛いだろうけど、何も悪くない義弟たちがひどい目にあっているのを見るのも耐えられないでしょうね。昔はいろんな風習があったのでしょうが、性根の腐ったやつが得をするようなものは無くなるべき。今の時代もすごく田舎の方に行けば、もしかしてアッと驚くような因習があるかもしれないですね。
実話をもとにしているということは、、、こういったことがあったということで、なんて嫌な風習なんだと思いました。
私たちが今ある当たり前のことが、当たり前じゃない時代がわずか1世紀前だなんて。
そして世界には、まだまだ悪しき風習が残っているところもあるだろうと思うと、人間って愚かすぎると思う他ありません。
おじろく、おばさ衝撃的でした!自分自身が日本の中では比較的因習的なことの少ない地域、家系育ちだからかもしれませんが、それとて偶然。一族が生き抜くために、ある意味合理的な手段としての差別。なんて過酷で残酷なのかと、そして広い世界にはこうしたことがまだまだ残っているのだろうと想像してしまいました。
おじろくおばさ…優しい嫁を我が身を省みず助けてくれたおばさ、愛する人と所帯を持ち幸せに暮らしたいだけのおじろく。
鬼畜の様な夫と舅に天罰が下っただけ。
村の少女…同じくされた女に名前をもらって人間の心を取り戻したかと思ったのに…
境遇の違いに裏切られ何とも後味の悪い話しでした。
こんな風習が実際に日本であったなんて、信じられないけど、あったのですね。
ひどい人権問題です。
絵はとてもキレイでさくさく読めました。
中国…も、私の勝手な偏見ですけど、中国だったら今でもありそうとおもってしまいました。
いつの世も、こういう事って無くならないなぁと考えてしまった。
実際田舎に住んでみたら、この現代でもあり得ないことがある。閉鎖的な田舎ほど田舎の怖さを持っている。十分にあり得る話。でもそのおかしな怖い世界が異常というより、そこに人間の真実が現れている気がする。形を変えて現代でも同じような事がある。反面教師にしたいと思います。勉強になりました。
声なきものの唄が好きで、100話以上読み進めてますので、こちらも。主人公がとても気立ての良い娘というところが共通しており
悲しい境遇にただただつらくなります。どこまでも救いのないストーリーは辛いです。主人公には幸せになってもらいたい。