【ネタバレあり】血の轍のレビューと感想（42ページ目）

人間模様に日本人独特の感性を感じます。

ある平凡な家庭に起こった、親子の在り方、それを取り巻く人間模様に付随した事件簿。
長年にわたる人間関係のストレスが引き起こした歪んだ愛。
詳細な日常の風景の描写に、危険な狂気を感じて、引き込まれてしまう。
いつまでも自分の所有物であってほしい我が子への執拗な要求、日本人独特の生活感が、身近にありそうで胸が痛む。

まだ物語は中盤のあたり…。恐いもの見たさというか、眼を伏せていたい感情とは裏腹に、主人公が救われてほしい小さな期待をこめて、作品を読み進めています。

なかなか

こんな日常を描いた作品で読ませるのはすごいと思いました。
人の心の光と闇を日常の中で表現するのに、緻密だし、絵柄が綺麗で、ありそうでなかなかなかった作品だと思います。

優しい虐待の毒母系だけど展開が怪しくになりかねない描写が少し気になります。
母親の上気した笑顔がマイナスポイント。

現代社会問題

過保護と過干渉の違いをよく耳にするが、この話は、いきすぎた過保護による子への影響を赤裸々に描いていると思う。

神秘的

無料配信分しか読んでませんが、母親の狂気的な親心とか、子離れできていない女親像が描かれていると感じました。小説の描写のような間の取り方は、ある意味神秘的・芸術的なものを感じました。

怖いけど

面白い！この先どうなっちゃうのって言うハラハラ感が止まらない。そして母親の異常さにこちらも怖くなる。猫がどうして死んでいたかもこの先読み進めればわかるのかなー？目を覚ましたいとこのことも気になります。

怖いけど、目が離せない。

無料6話まで読破だけど、中学生なら友達とした約束を優先しそうなのに(まして先に約束してるんだし)、断ってでも叔母と従兄弟に会うとか…母親の機嫌を伺ってるのかね、友達を優先したら母親に嫌われる…それは嫌だ、みたいな。
何か昔の自分に少し当てはまってて、 6話時点では他人事に見えない。
タグに毒親、とあるからこの先どんどん恐怖とも思えそうな展開になっていくのかな？怖いもの見たさで、続きも読み進めたい。

怖い

お母さんがこわくてこわくてしかたがない漫画で子供がすきすぎておやの行動がこんなにも恐ろしいなんてこんごの続きが気になるところです！

血のわだち

絵がちょっと苦手かなぁと思いつつ読み始めました。まだあんまり読めてないけど親子関係もよくわからないし、いとこもよくわからないしモヤッています。

母性とは…

朝ごはんが、肉まんかあんまんなことに違和感を覚え、小さな違和感はだんだんつもっていき、決定的な出来事が起こります。
子どもにとって絶対的な世界の中心である母親が狂気に満ちている恐怖。
どう転んでも幸せな終わりは無さそうで、少しでも救いのある結末を迎えますように…！