【ネタバレあり】血の轍のレビューと感想（33ページ目）

8話

までしか読んでないけど1話1話が短く感じてどんな話なのかまだ？？？お母さんが不思議な雰囲気出してるけどなんなんだろう、続きが気になる

読む人を選ぶが、刺さる人には刺さる

なかなか際どい表現が、巻数が進むにつれ増えていきます。そのため読む人は選ぶかもしれません（中学生同士の生々しいラブシーンのようなシーンも含まれるので、年頃のお子さんは難しいかも）。
ただ、毒親の中でも愛情が深すぎる故に歪んでしまった親を持つ人や、今現在自分がそうなっているのではないかと不安を感じているお母さんは、読んでいて刺さるものがあると思います。
面白さはピカイチです。現在発売されているところまで一気に購入してしまいました。今後この親子がどうなっていくか、見守りたいと思います。

母親が怖すぎますよね。そしてきっと無意識でそう行動しているのだろうと言うところがもっと怖い。嘘をついている自覚もなし。父親は無関心。子供のことは母親任せで山から帰ってきた時も母親を気遣う様子はない。どうして母親は壊れたのでしょう。元々？自分も幼少期そうだったから？夫が無関心だから？子供にいろいろ入れ込みすぎで…下手なホラーより恐ろしいですね。

読んでいてすごくハラハラします。次の展開がどうなるか、キャラが何て喋るのかドキドキしながら読ませる演出がとてもうまいと思います。内容はとんでも母親とその息子がメインの話で、リアリティはあまりないはずなんですけどすごくひきこまれます。

はじめから、なんとなく怖いかんじがして途中から変な親子関係になっていきました。過保護を通り越してなんとも言えない感じです、この母親は心に何か重いものをかかえているのでしょうか、すごく気になります。

絶対読んでほしい

押見先生の作品は全て読んでいます。
その中でもこちらの作品は、憎悪？なのか、人間の弱さ？なのか、
『共依存』なんて言葉では完結出来ない、底無しの怖さを感じます。

毒親

母親が怖いです。まだ途中ですが優しいけど狂ってる母親。自分は子供できなかったからわからないけど自分の子供にこんな事するかな…。父親の姉は最初うざいけど意外と常識人。

独特の間合いと余白

いわゆる毒親ものだけど、絵のセンスが素晴らしい。
夫の無関心、無神経から、子供の溺愛や執着が高じてしまったのかと思っていたが、幼少期の記憶の蘇りで、生死に関わるような直接的虐待ご明からになって、かなり驚きです。
愛憎相まって、常人では理解しがたい矛盾がありますね。

母親から拒絶されたくないという、子供の無意識が瞬時に虐待の事実を封印してしまったところは、胸が締め付けられるように感じました。

柔らかい光あふれる世界で、美しい母親の微笑。
いかにも幸せな家庭のようでいて、朝ごはんは、あんまんか肉まんの2択。部屋も片付いておらず、そのちぐはぐさの間に、独特の間合いと呼吸があって、怖いなと感じてても、読まずにはいられないです。

毒親

これの帯を見たことがあるんですけど、これは毒親とか以前に犯罪者なんで、これを毒親にしちゃうと、違うから、違う言葉で表現して欲しい。

なかなか面白い。
絵がものすごく怖い。
不気味です。
まだ途中ですが、母親が不自然に描かれていて、この先の展開に期待します