【ネタバレあり】女子高生に殺されたいのレビューと感想(4ページ目)

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3.7 評価:3.7 120件
評価5 26% 31
評価4 37% 44
評価3 23% 27
評価2 11% 13
評価1 4% 5
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  1. 評価:4.000 4.0

    悲しい欲望

    世の中にはそれはもう、ありとあらゆる種類の性的嗜好がある。
    私自身は性的には多分ノーマルで、面白くも何ともない人間だが、達成するのが極めて困難な性的嗜好を持って生まれなくて、本当によかったと思いながら生きている。
    だって、例えばだが、相手が未成年じゃないと興奮しないとか、相手を殺さないと満足できないとか、そんな運命のもとに生まれてしまったら、いくら何でも人生がハードモードすぎる。
    あーよかった。

    さて、この漫画の主人公は、自分が殺_されることに対して性的興奮を覚える「オートアサシノフィリア」という嗜好を持っている。
    これはもう、性的嗜好としては最大級に悲劇的なそれであり、ある意味、究極でもある。
    何しろ、その欲求が真に満たされるチャンスは、ただの一度しかないからだ。
    我々は、死んだら終わりですから。

    主人公は、それを達成すべく、私のような一般ピーポーの理解を遥かに超えて、あり得ないレベルの労力を費やし、努力を重ねる。
    それは、単純なものさしではかってしまえば、「異常」の一言で切って捨てられる種類の執着だ。
    だが私は、主人公を軽蔑することも、嫌悪することも、上手く出来なかった。

    誇張抜きで、私は性的嗜好を「運命」だと思っている。
    それは、生活や性格を変えることよりもずっと難しい、というか、ほとんど修正不可能なものだと思う。
    現代の社会生活と相容れない種類の性的欲求は、逃れることも抗うこともかなわない、残酷な足枷だ。
    私は「たまたま」そのような足枷を持たずに生まれ育ったに過ぎない。

    私が主人公に対して感じたのは、違和感や不快感ではなく、自らの欲望に殉じようという潔さと、そんなふうにしか生きられない悲しみだった。

    それだけに、終盤の展開はちょっと残念だった。
    はたから見たらどんなに異様でも不毛でも、主人公を死なせてやりたかった。
    また、女子高生の多重人格という設定は、ちょっとぶっ飛びすぎていて、いささか冷めてしまった。

    by roka
    • 9
  2. 評価:4.000 4.0

    ラストまで読みました。
    怖かった。自分を殺してもらっために、10年近く計画を練り、考え、実行あと少し...。
    ラスト、良かったと思っていたら、少しの違和感。もうやめて欲しい。
    幸せ願います。

    by 匿名希望
    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    ラストが…

    途中まではとても面白かったです!
    ただラストが残念。
    計画通り行った方が面白かったのに。
    主人公の先生とアスペの子以外好きになれませんでした。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    タイトルに惹かれて一気に読んでしまいました!
    こうゆう人間って本当にいるんだろうか
    怖すぎる!
    真帆ちゃんが幸せになれますように

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    タイトル通りの願望を持つ教師は

    オートアサシノフィリアという病気?性癖?を持つ高校教師、東山。
    彼は、女子高生にあることをして欲しいと願っている。
    そして周到な計画を立てる。
    計画どおりに成し遂げてもらうことができるのか。
    全篇を読むと、計画がかなりの長期的なものであることがわかります。
    そして、それは自分の幸せだけを追求する身勝手なものであることも。
    最後に、彼の執念の恐ろしさを垣間見ることになるのですが。
    古屋先生の描く少女は美しく、時にその表情は冷酷なほど。
    今回の主人公の真帆は、性格も柔らかく優しい少女なのですが、それだけではないところ、そして、不穏な終わり方をするところが古屋兎丸の真骨頂だとわたしは思ってます。

    • 4

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