4.0
素敵なお話でした
ただ、りかちさんの作品としては、ひいろ緋色忌憚に負けてしまうので星4つ。
この作品の見所は、幼少の頃の小夜子の苦労した生い立ちよりも、終戦後に幼少の頃に夢見た浅海ととの約束を果たすクライマックスにあります。
全部読む事に意味があり、そこで初めて感動しました。
戦争を挟む為にもの悲しさは胸に残ります。
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ただ、りかちさんの作品としては、ひいろ緋色忌憚に負けてしまうので星4つ。
この作品の見所は、幼少の頃の小夜子の苦労した生い立ちよりも、終戦後に幼少の頃に夢見た浅海ととの約束を果たすクライマックスにあります。
全部読む事に意味があり、そこで初めて感動しました。
戦争を挟む為にもの悲しさは胸に残ります。
リカチ先生のお話は全て読ませていただいてますが愛があり深くていつも楽しみにしていました。今回も切ないお話に最後は涙が止まりませんでした。絵も綺麗なのでさらに涙腺崩壊。きっと幸せになれたんじゃないかて自分の中で完結させてしまいました。しばらく余韻が残るのがリカチ先生の作品!
最後まで夢中になって読みました!小夜子の幼少期から大人になるまで、壮大なドラマを見ているでした。貧しさや逆境に負けず、歌が好きだという強い信念をもって自分からスタァになるため必死にチャンスを掴みとった小夜子。
皆幸せになってほしかったけど、浅海の最後号泣しました。。本当に戦争なんてしちゃいけないです。
小夜子の子供目線から見る世界。
子供だった時のものの見え方、考え方ってこういう感じだったかも。
たとえ時代は違っても、子供の頃の気持ちがなつかしくなる。
子供ながらにしぶとく、図太く生きてるのが健気。
ちゃっかりした所、腹黒い所、愛嬌がある小夜子の性格も好き。
昭和初期という時代背景からか小夜子や月子にふりかかってくる出来事に胸が締め付けられました。
全話読み終えて感動する作品だったけど、浅海の叔父と小夜子が成長して再開する場面とかあるのかなと思ってたけど何にもなかったし、小夜子の実の父の事も詳しく知りたかったが触れられず、自身の期待に反してたので−☆
小夜子のたくましさが清々しいです。次々と待ち受ける困難に立ち向かい、歌を歌う清々しいが凛々しいです。浅海と幸せになって欲しかったぁ。。
血の繋がりはなくとも家族との絆あり、当て馬のイケメンがあり、ライバルとの友情あり、歌の夢があり。。。読み応えアリでした。
絵も可愛くて読みやすいですし、とにかくキャラクターを魅力的に書くのが上手だと感じます。主人公の女の子は才能があると言う書き方をされていますが、家族には恵まれず、特にお母さんが出て行ってしまうシーンが泣けました。無料の話もたくさんあるのでお勧めです
明治緋色綺譚・明治メランコリアから読み3作目です。
戦時中のお話ですが主人公が、色々複雑ながらもとっても天真爛漫で魅力的な女の子です。
主人公の明るさと絵が可愛い&綺麗なので読めますが内容自体はかなりディープだと思います。
昭和の時代背景をよく汲み取ってるなと思います。
ただ、
登場人物のその後がよくわからず、ムズムズ感が残ってます。
あの おじさん は?
小夜子のほんとのお父さんは?
家族との関係性は?
など。
最後のあたり、駆け足すぎるのはこの作者の作風でしょうか?
明治…からのファンですが、古い時代を鮮やかに描く作者さん、さすがです!魅力的なヒーロー2人に囲まれ、辛い時代を逞しく生きるヒロイン。悲しみもありましたが希望の持てる終わり方だったので良かった。個人的にはたからと結ばれてほしいな。