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なんだかとても辛いお話でした。私の知人にもアルコール依存症の親御さんがいらして、それはそれは辛い日々を過ごしていました。その方は入院して今はリハビリ中ですが、やはり家族のご苦労は相当なもののようです。主人公のお父さんは亡くなりましたが死んだらみんないい人になってしまうので、トラウマを抱えて生きるのは大変だろうと思います。もう頑張らなくてもいいので、静かに暮らして欲しいと思います。
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なんだかとても辛いお話でした。私の知人にもアルコール依存症の親御さんがいらして、それはそれは辛い日々を過ごしていました。その方は入院して今はリハビリ中ですが、やはり家族のご苦労は相当なもののようです。主人公のお父さんは亡くなりましたが死んだらみんないい人になってしまうので、トラウマを抱えて生きるのは大変だろうと思います。もう頑張らなくてもいいので、静かに暮らして欲しいと思います。
このての話はハッピーエンドとは
無縁。人生そのもの。
読みいって一気に読んだ。
お母さんも
お父さんも
こんなだったら
自分だったらどうしてたろうか。
まずは父親無視して
遠くに逃げて疎遠だな。
主人公にも覚悟というか
そういった強い気持ちがあれば
また変わったのだと思うけど
そうじゃないのが親子。
いろいろ考えさせてもらいました。
お父さんも、お母さんも、必死に戦ってたんでしょうね、でも人間強いばかりじゃなくて、そしてお酒や宗教にのめり込んでいって。お父さんは酒乱、お母さんはいないで、結局は子供の精神的なダメージにつながったり、子供の足かせになったり…私自身は妊活中ですが、子供ができたら、子供にたいしてこんな辛い思いはさせたくないなと強く思います。
無料分だけ読んだけど…。これは昭和の父親に、よく見られる風景ですね。酔っぱらって家に帰るのも、人の家に上がり込んで一晩中麻雀するのも、昭和にはよくありました。ただ、この作者さんの場合は、お母さんが自殺してしまったこと、お父さんが、もうアル中の域に達してしまっているせいで、他の家庭より悲惨な状態に陥ってしまったのだと思います。いや、ホント酒は怖い!!
お酒を飲んで人が変わる人はいますが、真面目に働いているときとの落差が激しいです。
抑圧された家庭環境で育った作者には毎日が辛いものだったと思いますし、親とはなんなのか、何が正しくて何が間違っているのかがわからないままだったと思います。
妹さんも心が壊れなかったのか心配ですし、読んでいて辛いものがありました。
作者さんの優しい所も愛情に飢えた所も
怖い気持ちも憎くてたまらない気持ちも
全てが正直に詰まっている漫画です。
家族にとって癌でしかないお父さんをなんやかんや許してしまったり、やっぱり失望したり…
家族を信じたい気持ちが伝わる、ある意味家族愛に満ちた作品だと思いました。
バケモノとは書いているけど、DVではなくアル中でお話通じない人になっちゃう感じでしょうか。
お父さんはなんでそんな風になってしまったのかよくわからずでしたが、怖いのは、母親が亡くなっても自分のせいだときっちり認識もしていなさそうなところかな。
こういう他人のような感覚の人が一番怖いと思う。
ツイッターで広告が出ていて気になったので読みました。読んでいてすごく苦しかった。「普通」のことをしてもらっているだけなのに、それを「普通」って感じられずに「すごく感謝しなければならないこと」になっていくの、怖いなって思いました。
カバー絵からして性的な虐待もあったのかと思ったら、実は父親からではなく…。
でも似た人を選んでしまって、途中で気がついて別れて良かったです。その後がまた父を含めた家族自体のあり方と向き合う事になりましたが。
実は大変だったでしょうが、比較的ライトな表現をしてる感じを受けました。
家庭のことってその家ごとに環境が全然違いますよね。結婚するのは異文化体験って言いますし。
だからこそ家におかしいことがあってもそれをなかなか自覚できない。
毒親でも自分を責めてしまったり、頑張ってしまう主人公がかわいそうでかわいそうで…