黒い羊は嗤わない~悪意の欠片
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あらすじ
居場所なんてどこにもなかった…悪意が私を殺すから…。犬養美月は幼い頃、両親を惨殺された現場を目撃。しかもその容疑者は実兄である犬養竜一だった。そのため殺人鬼の妹として親戚の家をたらい回しにされ、周囲からも酷いイジメにあい、挙句の果てには性的虐待を受ける日々を過ごしていた。それから15年が経ち、兄・竜一の友達だった弁護士の辻や叔母の影山紗子に支えられ、ささやかな暮らしを手に入れた美月だったが、未だに過去の黒い記憶に苛まれていた…。そして、食堂で働く美月に一方的に思いを寄せる客の秋山によって、美月の黒い過去が公けにされる事件が起き…!?
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みんなのレビュー
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悪意の欠片が突き刺さる
犯罪者の家族だからって、ここまで過酷な人生を歩まないといけないなんて、辛すぎる。
両親を亡くしただけでも辛いのに、犯人が兄なんて。しかも逃亡。(実際犯人かどうかはわかりませんが。)
家族全員を失う事になり、1人で生きる主人公の過酷すぎる運命。
それと匹敵するくらい辛いのが、世間の悪意。悪意が、一生懸命生きようとする主人公の後を追いかけて、離さない。主人公は何も悪い事してないのに。悪意の欠片というサブタイトルは、納得できるテーマ。今の時代一番辛いのがこれ。
まだ途中までしか読んでいませんが、彼女のハッピーエンドを祈ります。by ぐみにゃんさん- 0
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3.0
読んでて辛い。警察が駄目すぎる。小さい美月の目撃を決めてに指名手配するとか、他の容疑者を権力によって外すとかあり得ないでしょ。石嶺さんのお父さんが当時の杜撰な捜査を担当していて、しかも力にはなってくれなかったんだと思うと残念。
石嶺さんから当時の警察の捜査が申し訳なかったと謝罪の言葉が出なかったのも残念。
犯人が明らかになっても美月はこれからもずっと好奇の目で見られ続ける事は変わらないと思うと胸が痛くなる。by ニックネーム???- 0
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3.0
被害者遺族であり、加害者家族でもある設定。
でも真相は…真犯人は辻。
被害者遺族であっても加害者家族のレッテルの方が強くなる。読んでいてあぁ日本人ってそうよねって思いました😔
変に正義感が強いせいで、加害者本人でないのに責めてきたりすることが容易に想像できます。
なのでこの作品をすんなり受け入れて読めました。
かなりダークで陰湿ですがよく練られたストーリーなので面白かったです。by 胡麻餡一択!- 0
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2.0
お兄ちゃんが可哀相。
とにかく辻が屑でお兄ちゃんが可哀相。苦労を重ねて生きてきた妹にも同情しますが、両親を○され、妹を守る為に犯人になり、そして・・・妹は生きていたから苦労が報われ幸せになることができましたが、お兄ちゃんは妹を守ったのにも関わらず、報われていない。お兄ちゃんが生きていたという結末にして欲しかったです。お兄ちゃんのことを思うと涙がでました。辻が本当に屑でサイコパス? 普通に警察に逮捕されて生ぬるい・・・違う漫画ですが、外道の歌のカモとトラに死んだほうがマシと思うほどの拷○を与えて欲しい!!!!!!!
by しろねこひつじさん- 0
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3.0
まだ3話までしか読んでいませんが、主人公の兄が両親をコロした?他にも数人サツジンをしている?なんとなく犯人ではない様に思えます。お兄さんは罠にはめられた様な…
それにしても、サツジン犯の妹と言うだけでこれほど辛い目に会い続けるなんてあまりにも酷すぎる。主人公には最後幸せになって欲しい。by 猫大好きだニャー- 0
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5.0