1.0
救いようのない話がいっぱい
社会の中で家族という単位が一番難しいのかもしれないと思いつつ読んだ。生まれた時は可愛がられて守られて成長したのだろうに大人同士になりなんらかの要因から親子関係は崩壊。和を保つには親しき仲にも礼儀あり、というか思いやりが必要なはずなのに救いがない話がいっぱい。
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社会の中で家族という単位が一番難しいのかもしれないと思いつつ読んだ。生まれた時は可愛がられて守られて成長したのだろうに大人同士になりなんらかの要因から親子関係は崩壊。和を保つには親しき仲にも礼儀あり、というか思いやりが必要なはずなのに救いがない話がいっぱい。
正直、あまり気持ちのいい内容ではないし、すっきりハッピーエンドにはならないところが現実感があってすごいです。
でも読み終わるとなんだか気持ちが沈む…
現実にもこういうことがあるんだと思い知らされる、とても勉強になる作品です。
子育ての根本的な問題なのだろうとおもうのですが、子育ての負の連鎖なのかもしれない。成長過程でも何があるかも分かりませんもんね。親だけの責任でもないけど…我が子がちゃんとした親になってくれることを願う…考えさせられた漫画でした。
福祉の仕事をしていますが、お恥ずかしくながら移送業者の存在は知りませんでした。
時事とどのくらい近いのか。小説より奇なり、と言いますからおそらく。
このような世界があることを知ることができて有意義でした。
他人事ではないというか、ひたすら目を背けたくなる気持ちになるけど、それって逃げという気持ちにもなる。実は周りに何かしらの問題を抱えている人や、向き合ってる人がいるんだって意識することが大事だなと思わされる。
子を持つ親として覚悟を持って読みましたが怖いです。愛情をかけて一生懸命育てたつもりでもどこかで間違ってしまったのか。
人の人生とは本当に特別なもので、なんとか心の豊かな自分で考えることのできる子供に育てたいと考えずにはいられませんでした。
事実は小説より奇なり。といいますが、実際はこのマンガの上をいくんだろうなと思うとゾッとします。
家庭環境がいかに大切か、子供の人生に影響してくるか、すべての親に肝に命じてほしいなと思いました。
前にテレビのドキュメンタリーで見たことがありました。全く別の世界の事ではないと感じています。どの登場人物の気持ちになっても苦しい気持ちになるけれど、すがることのできる光が見える事に少し希望が持てます。
暗い漫画だなと思うけど押川さんのキャラが単純であとを引かずに読めるかも。自分にこどもがおらず、子持ちを羨ましく思っていたけど、こういう大変な家庭もあると知り自分には配偶者だけでよかったのかもと思った。いろいろ考えさせられる漫画。
どの作品を読んでいても所詮漫画だよなぁと感じて、それはそれで非現実的で楽しく読んでいます。
でもこれは所詮漫画…とは思えない。
すごいリアリティに溢れていて、続き読みたくて全話購入してしまいました。