【ネタバレあり】「子供を殺してください」という親たちのレビューと感想（78ページ目）

押川さんは立ち直れた特別な人

精神障害者を医療に繋げるために、真剣に説得をする主人公の押川さん。ブレない発言がカッコいいです。押川さん自身も精神科のお世話になってからこの活動をしてます。でもここまで立ち直れるのは押川本人の力ですね。

この漫画の中には、障害を患った子の親がしおらしく、被害者(のように)描かれる事もあります。しかしそれは単に歳をとったから。親が若い頃は、子供に自分の都合の100%以上押し付けるモンスターだったことでしょう。
この漫画は、自分の所有物である子供に何をしていたか、子供から何を奪っていたか感じることができない人間に育てられてしまった人間の話だなぁと思いました。

私自身も精神疾患者

私自身もうつ病･パニック障害を持つ、
"母親"です。
マンガでは、子供が精神疾患者であるので逆の立場になりますが･･･私の子供達はうつ病に関して理解があるのにも関わらず、実の両親の理解が得られなかったのです。
胸が苦しくなる"現実のマンガ"だな、と思いました。

別のアプリで

別のアプリで無料を読んでいたのですが、続きが読めずこちらでの読み始めました。
タイトルに惹かれて読み始めてみたら、中身は現代社会の問題にスポットが当たっていて面白いです。

話題作

2030年には現実になりそうな未来作。今40歳ですが、今でこそ、子供を一個人の人間として尊重して育てる時代になりましたが、、。

あるんだろうなあ

リアルでほんと悲しくなる きっと現実にこんなこといっぱいあって家族や受け皿がなくて事件起こしてる人いるんだろうなあ でも社会の迷惑 ちゃんとまじめに働いて自分のことは自分でしろって基本にかえるけど、統合失調症とかどうしようもないのか 施設に閉じ込めて出すべきじゃないのに受け皿になるところも無かったらどうしたらいいんだ！

読むべき漫画

リアルな内容だと思います。
元々の体質的な部分もあるだろうけど、精神疾患って育った環境も少なからずあると思う。
作中でも、相談に来る家族は一見可哀想と思えるけど、よくよく見たら患者本人も家族にもそれぞれ問題があったり....深く考えさせられる。
猫や虫を痛めつける様子があって生々しい所もあるけど、これも現実にある話。そう考えるとリアルな漫画だなと思います。

現実に起こっている話

中身は実際に起こっている話。家族にしかわからない問題から、気づいていても見ないふりをしている我々傍観者。原因は必ずあるが、認めたくないという話が詰まっている

いろいろ考えさせられる。
実際、変な人とか少なからずいてるし、自分に関係ない場合は『変な人だったね～』で済むけど、家族とか友達なら？？って思うともう少し知識をつけるべきだなって思っちゃう。
結局一番怖いのは生きてる人間...

その気持ち分かります。家族って閉鎖的で、家族しかわからない苦しみってある。ニュースで見るような事の内訳を見るって感じですね。

これが現実なんですね…

子どもの精神疾患が原因で、家庭が壊れていく。だが、現実には それだけでなく 子どもの頃からの親の関わり方とか、複雑な原因が絡まりあっている。読んでいて辛くなるほどの内容だが、親として、1人の人間として、知れてよかった。この物語と出会えてよかった。