【ネタバレあり】「子供を殺してください」という親たちのレビューと感想（61ページ目）

怖くなる

読んでて怖くなりましたが、こういう現実に悩んでいる家庭があるというのも事実なんですよね。近所にあったら怖いなぁと素直に思ってしまいました。

面白い

精神疾患のある自分の子供を親は憎むべきか。認めるべきか。手助けをする民間業者の苦悩が心に刺さる。自分の立場になった時自分はどうするのか、考えさせられた。

仕事柄、心の傷ついた人をみて、接しています。統合失調症、自己愛性パーソナリティ障害はとても多く、彼らは生きづらさから生活破綻しています。
これを読んでいると、治療につなげる難しさを今更ながら感じます。
他人事ではなく多くの人に読んでもらいたい作品です。

怖い

親も毒親なんだけど息子が頭おかしくてこれが現実にいるんだと思うと怖い。親の育て方なんだろうけど
親が子供を捨てるって絶対に許せないし死んで欲しいって思うってどれだけ勝手なんだろうって考えさせられる漫画。

興味深い

いつも興味深く読ませて頂いています。
一度壊れた家庭（そもそも家庭としてなりたってないですが）を正常にしようと思うと大変な労力と膨大な時間がかるのですね。
最後はいつも救われないような終わり方で心がシンとなります。

凄く考えさせられる

一年前ぐらいに元お偉いさん？が
息子を殺害してしまったニュースで
なんとも言えない感情を抱いたけど
この漫画で描かれる親子関係は
報道されないけどあの親子も
こんな凄まじい関係があったんじゃないかって思う。
自分の子供とばあさんになった時
この漫画に描かれる関係性になってしまったら
って考えてしまう。

あのニュースになったあの親子にも
この漫画みたいに助けてくれる人が居たら
何か変わってたのかもしれない。

親の愛情

自分が親になるまでは、キレやすい子とか、引きこもりの親に対して、ちゃんと育てて〜って思ってたけど、自分が親になって、子育ての大変さ、どうやって躾ることが正しいの？ってめちゃくちゃ葛藤がある。
愛情のかけ方も少し間違えると過保護と言われたり、少し厳しくすると虐待ではと言われたり、、、本当に難しい。

そんな事を考えさせられる作品です

患者としては…

精神疾患…いつそんなふうになるかもしれないギリギリのラインに実は家族がいるかもしれないと親目線で見るととても興味のある内容で読み進めるのが楽しみな本です。出来るだけ関わらないようにしてきたつもりでもどこで出会うかもわからずましてや自分に近しい人に実は疾患があったり自分たちの子育ての結果そうなってしまったら…いつまでも親であり続けないといけない世の中大変勉強になる内容でした。

モヤモヤします

なんだかモヤモヤしました。
依頼に至らなかった親子シリーズが時々入るのですが、多分そっちが日本のリアルなんだと思います。モヤモヤしながらも続きが気になります。
押川さん、実吉さんの過去も気になるので読み続けたいと思います。

自分は東日本大震災後に鬱病になり今でも通院中。

中学生の娘は去年の夏休み中に、学校での嫌がらせが原因で、自宅2階から飛び降り自殺。命には別状は無かったけど私と同じ精神科に通院。それ以降は学校は行かずにセンターに通ってる。

精神科の先生は親子で別な先生だけど、娘の担当医は院長が診てくれて、時間をかけて話を聞いてくれるけど、私の担当医は毎回『どうですか？眠れてますか？じゃ〜いつもと同じ薬を出しておきます』って感じだから、何となく似てんなぁって思った。