みんなのレビューと感想「「子供を殺してください」という親たち」（ネタバレ非表示）（201ページ目）

稀なリアリティー

「現実」の問題を題材にした漫画は多くあるけれど、そのほとんどは、読みながらどこかで「結局、漫画だよな」という感想がつきまとう。
それは仕方のない話で、漫画としてエンターテイメントをやる以上、何かしらの脚色や誇張が入るのは、当然といえば当然だ。

しかしこの漫画は、そういう漫画としての演出を、ゼロとは言わないが、限りなくゼロに近づけているのではないか、と感じた。
それによって獲得された稀なリアリティーが、漫画としてどこまで魅力的かは難しい。
ただ、ある意味でエンターテイメントを拒絶したその勇気は、賞賛されるべきかもしれない。

親の気持ちも分かる

うちの家庭とは親子が逆転しているような話しで、へんな現実味があるマンガでした。

ハッピーエンドという訳ではなく、落ちるところに落ちていけない人の話が物悲しい気持ちになります。

イラストはとても見やすく、コマ割りもとてもわかり易りやすいので内容はとても重いのですがサクッと読むことができました。

まだ、読み途中ですが、ゆっくりと続きも読んで行きたいです。

とーーても切なくなる話が多いですが　し、リアルなのが伝わります…
テレビやニュースで見ることが多いけど、自分や身の回りにも同じような小さな種は沢山あるのかな～気を付けたいな(つд；*)💧
と色々と考えることができました
こういう本を読むと改めて気づくこともあるので、凄惨な話でも目をそらさずに読みたい

どの家庭でも起こり得る話ではないとかと考えさせられました。深いです。
同じ家庭の中でも、近所でも無関心。
悲しい現実があるのだなと実感すると共に、押川さんや適切な対応をしてくれる医者がもっと増える世の中になればいいと思いました。

興味深い

けれど、幼児を育てている身としては、非常にこわい話です。
ですから、なぜこうなったなどもっと掘り下げて貰いたいです。
自分達の世代にはあまりフォーカスされていないだけで、こんな事は昔からあったのか？時代が作ってしまったものなのか？
どちらにせよ、自分の子供がこうなった時に他人に｢殺して下さい｣と頼まず、せめて一緒に死のうと思いたい。

悲しく

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これは読んでてとても悲しい気持ちになります。精神が病んで、異常な行動にでるメカニズムはどうしておこるのか不思議に思います。ハッピーエンドになってほしい。親が子供に死んで欲しいと願うなんて、ほんとうに悲しい気持ちになります。入院や治療で一次は良くなるとしても、繰り返してしまうのは、いたたまれないです。悲しい。

身に積まされる

我が身内に知的障害者がいるので、身に積まされる内容です。どう対処すればいいのか、啓発的な作品でした。

面白い

知らない世界をのぞき込める
身近にもあるんだろうけど、
知らない人は知らない世界。
父親や母親である以上、子供は自分の命にかえても守りたい存在ですが、病気になったらこんなふうになる事もあるのかなー

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知り合いの子供でも、ものすごいエリートに育ったのに、暴力を振るう子供をしつている。知り合いは、反抗期というが、そう思い込まないとやっていけないのかなと思う。そんなことを読んでいて思い出した。

考えさせられる

原作を読んで、漫画をみました。
絵にするとまた辛い…心を病まないためにどういう環境で育てて、ストレスにある程度強い子に成長させるかって考えさせられました。