みんなのレビューと感想「かわいそうな子供～少女殺人鬼・被虐待児・児童婚～」（ネタバレ非表示）

可哀想と一括りにされる歪み

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もしもこの少女たちが、時代背景や環境に関わらす、親から愛情に注がれて育てられていたら、と思いながら読みました。
特にシェリルとメアリー・ベルは実在の人物で読んでいて苦しかったです。
メアリー・ベルの物語は山岸凉子先生の作品でも読み誰にも救いがない苦しさは安武先生の作品と同じ感想でした。
悪女コゼットはレ・ミゼラブルにこんな脚色をするのかと驚きましたが、犬木先生の「アロエッテの歌」にもこれでもかと虐待のエピソードが描かれており、現実にいたコゼットのような少女はアロエッテみたいに素直に育つ方が奇跡でこのコゼットの性格や振る舞いが自然かも、と思いました。

物語の裏側

有名女優や有名な物語が題材になっていて、お話の「もう一つの側面」のようなものが見えるようでおもしろい。

まあまあ

実話に基づいた話だけに面白かったエピソードもあった。他の話は実話からかなり離れているところもあってちょっとがっかり。

辛くなる

この作者の方は、こんな話ばかり描いています。
好みの人は絵がきれいだし、好きなのが、
子どもが描かれてると、辛いな。

無料分だけ読みましたが、読みごたえがあって面白かったです。1つ目は実話とのことでさらに心が痛みました。

原作のレミゼラブルは出来すぎた話なので、実際に似た様な状況があればこんな感じなんだろーなと興味深かった。

作者さんが好きで読んでいます。
辛くなる様な報われない話も多いですが、それだからこそ納得する話が多いです。
また機会があれば続きを読みたいと思います。

かわいそう

虐待にも、色々あると聞きます。
お金持ちと結婚して、美人女優で、なに不自由ないようにみえるけど。
実際には、どんな生活だろうと虐待は起きるし、子どもは犠牲者なんだなと改めて思えます。

感動

つらくて大変な時にこそその人の人となりが表れる。ああ無情、の話は特に感動させられる。人を思う心というのはなんと尊いものなのだろう。

悪女コゼット

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原作「ああ無情」、ミュージカル「レ・ミゼラブル」と、つい比べてしまう…
印象的な場面がたくさんあるのに、省略されてしまって、不完全燃焼。