バラ色の明日
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あらすじ
完全収録、完全完結! カバーイラスト描きおろし! 全巻に作者の描きおろし解説ページ掲載! 1巻は第1話「狸ばやしがきこえる」をはじめとする第4話までを収録。 第45回小学館漫画賞受賞作品
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ユーザーレビュー
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自然に、自由に
まさに心が震える傑作短編集。
切なく微かな震えから、ぐらんぐらんに揺さぶる激しい震えまで、バリエーションも実に豊かである。
漫画の、あるいは、物語の、定型。
どうもがいても、どんなに工夫を凝らしても、いつの間にかそこに収まってしまう、というような、定型。
私たちはどれほどオリジナルであろうとしても、結局、何かに似てしまう。
別にそれが悪いことでもない。
しかし、この漫画は、そういう定型から、あまりに自然に自由だと思った。
定型を拒否するでも斜に構えるでも奇をてらうでもなく、ただ、自然に、私の知るあらゆる定型から逸脱していた。
きっとこういうのを本物の才能と呼ぶのだろう。
素晴らしい作品だった。by roka- 14
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5.0
雷に打たれた
学生時代、初めてこの作品に出会った時は、まるで脳天に雷が落ちてきたようでした。
いくえみ先生の作品が昔から好きで、その一見サラッとしていそうで、なんとも奥深い内容に絡みつかれて逃げられない感じが好き。
人間描写、心理描写がとても上手な作家さんです。
小説でも、好きな先生はそういう方が多いのですが、漫画家さんでは珍しい!
昔買った漫画で、何回引っ越しても持って行く、貴重な作品の一つです。by かきりんご- 10
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5.0
あぁ懐かしい
しかしこの表紙は怖い。かぶちゃんとななの話が好きです。かぶはストレートで無邪気に、つれない反応のななにめげることなく積極的に向かって行く。無邪気って無神経と紙一重だったりするけど、そこはいくえみさん、かぶをそんな残念な仕上がりにはしてません。天使の羽が見えちゃったら、そりゃぁ恋にも堕ちるさ。こんなにかぶなな押しだけど、私はかぶの親友のしゃぶちゃんが好みー。
by モニカローズ- 5
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1.0
二度と読まない
何も考えず読み始めてすぐに気がついた。
この作者の作品でいつも不快な気持ちになっていたことを…
どの作品にも図々しさ、隙があれば出し抜いてやろう感、そして作者自身「このネタなら読むやつや共感するやついるだろう」というセコさが溢れています。
この作者が好きな人って虐められてる動物を可哀想〜〜と言いながら、そんな自分に酔いしれるタイプが多いんじゃないかな…by 匿名希望- 8
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5.0
難解
いくえみ先生の作品をいくつか同時に読んでいますが、なかでもこの作品は難解だと思います!登場人物の心の中が直接的に表現されているというよりは、読者の想像に委ねられているように思います。オムニバス形式になってますが、まだ全部読めてはいないけど「バラ色の明日にはならないんじゃないか?!」って思うような結末を迎える作品がいくつかあって、タイトルとの矛盾が不思議で、世にも奇妙な物語みたいで面白いです。
また、私はこの作品を小学生の頃別マで読んでいましたが、当時子どもで分からなかった部分、いまでも分からない部分が多いです。私が大人になりきれてないんですね。
でもキャラクターのデザインとかファッションとか、この頃からいくえみ先生のセンス爆発で、大好きな作者さんの大好きな作品です!by sasuke1985- 0
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5.0