みんなのレビューと感想「バラ色の明日」（ネタバレ非表示）（14ページ目）

懐かしい

いくえみ綾作品は中学生から沢山読んできて、どんな作品だったっけ？と数話だけ見るつもりが、懐かしさと今でも引き込まれる話に最後まで読破しましたw
世界観、間、設定、人間の心の動きなど、さすが！のひと言です。

いくえみ先生の作品は、人間のイヤーな部分をうまいこと出してくるのがおもしろさだと思っています。何この主人公腹立つーと思っても、実際にいそう。自分にもこういう部分ありそう。という、ほどよいイヤな感じがおもしろい。カブちゃんナナちゃんイチくんとお話はかわいい。

表紙の顔が怖い

喜怒哀楽のどれにも入らないような表情。姉妹の恋人を好きになって、、、はよくある話のようですが、書評を読むとありきたりの話でもなさそう。

短編なのにそれぞれすごく濃い内容でした。これもっと長く連載してもよいんじゃ？と思うのもいくつかあります。すべてがいくえみワールドでいろいろ考えて共感して、読み応えあるので、面白そうなのから購入しました。

ハッピーエンドが好きな私ですが
深みを持たせたいくえみワールドを
たまに覗きたくなります。
数回読まないと理解できなかったり、
自分の中で消化できないもやもやが残るけど
それがいくえみ先生の作風ですね。
存分に味わった後は何か明るい話を読みたくなります。

お家

お家の批評はわかる。本筋とか関係ないかもしれませんが、とてつもなく共感してしまいました！

どんな展開になるのかわかりませんが、続きも読みます！

表紙に惹かれて

毎回思う「涙」と「揺れ」、作品によって振り幅は異なるけれど。こんなに人間の心理や描写が繊細で丁寧なマンガは無いよなぁと感じる。何回読んでも読むたびに驚きと発見があり、私のバイブルです。淡いけど芯を持っている登場人物ばかりで、明るいことばかりじゃなくダークもあるけれど、それを間近で見守ろうという儚さもある。

面白い！短編ものが何作かある感じなんだけど、本当読み応えたっぷり。この作者さんの人間模様書くのうますぎ！

昔からベタな恋愛漫画が好きではないわたしにとって、いくえみ先生のお話はすごく刺激的でした。
高校生くらいの時に読んだバラ色の明日は、その当時の漫画に比べ、すごく大人びたものに感じていました。短編のオムニバス形式で、いろんな話が読めるのが楽しい。
レビューを見ると賛否両論のようですが、一筋縄ではいかないストーリーがわたしは大好きです。
いくえみ先生の描く男の子はかっこいい。
この頃の画風がとても好きでした。

いくえみワールド

いくえみワールド全開です
切なくて、たまにおかしくて、でもやっぱり、切ない、そしてそれが独特の世界観のなかで進んでいく、、いくえみファンの方にはたまらないシリーズだとおもいます