虐待の家
- タップ
- スクロール
あらすじ
虐待、病気など社会的なテーマの作品で定評のある、なかのゆみ作品集。度重なる虐待から心の中にいくつもの人格を作り出してしまった少女が母親になった時、繰り返される悪夢を描く「無数の棘」、両親に認められなかったことから過度の承認欲求不満に陥り我が子を愛せない「心の穴」など、5作品を収録。虐待の連鎖に迫ります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
ユーザーレビュー
-
まさか
「無数の棘」
両親に怒鳴られ、傷だらけで小さくうずくまる表紙を見て、どんなひどい虐待漫画だよ…どんな経緯で無抵抗な子供を攻撃するんだよ…と読みました。
途中から、なるほどと納得してしまう理由があり、私が自分に対して昔から感じてきた事が描いてありました。
してもらってない事は、親になったからって自然にしてあげられるわけじゃない。
されてきた事が当たり前だと感じてたら、同じ事をしてしまう。
そうかそうか…度が過ぎるとこうなるよな…と思い読み進めると、今度はまた驚きの展開。
とてもよくわかる、虐待・旦那から離婚要求の理由なのですが、「酷い虐待」だけの話しだと思っていたのでまさかの展開でした。絵のおかげで残虐にならず、面白く最後まで読みました!by 芽衣菜々子- 2
-
3.0
様々な虐待
まだ途中までですが、この作品を読んでいると、一口に「虐待」といっても色々あるのだなあ、と感じます。(その背景も、虐待された結果どうなるか、も)
ただひとつ言えるのは、親の都合の良いように子供を支配しようとすることは躾ではなく単なるエゴだ、ということです。
まして暴力なんて…。
この作品は、そのことも強く考えさせられます。by テニス大好き- 1
-
3.0
そうなんだ
まだ無料の二話しか読んでいないけど、二話目の残虐な男の子の会話を聞いていると←普通はこんなに身の上話さないと思うけど。決して今やってる事は許されないけど、こんな残虐な人間を作り出したのはやっぱり残虐な人間なんだって改めて感じた。
残虐な人間がいなくなる日なんて永遠に来ないのかなby びびろんここ- 1
-
4.0
閉鎖的な家庭環境なら誰にでも起こりうる
幼少期の親子関係って閉鎖的だからこそ、とんでもないことが起きる危険性をはらんでいると思う。そんなゾッとするような怖さをドラマ風に描いた作品。わりと前向きなラストシーンの話が多いので、後味は悪くない。最後には希望も感じさせ、ほっとします。
by ちゃむい- 0
-
4.0
虐待、二重人格
ストーリーな女たちは毎回リアルな作品が多く考えさせられます。主人公の母親が子供の頃父親から虐待されていたのが原因で多重人格になる、こう言う人が人を傷付けたりするんですね。今回は幼なじみが看護師さんで主人公を救ってくれて良かったと思います。
by 稚花- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
3.0