3.0
なるほど
なかなか面白いです。
最後にこんなことを思いながら
死んでいったのかと。
色々と考えさせられる作品でした。
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なかなか面白いです。
最後にこんなことを思いながら
死んでいったのかと。
色々と考えさせられる作品でした。
表紙の死◯囚(タイトルのワードがNGて…)が全てフィーチャーされてるのではなく残念。
事件について新たに深掘りや考察された感じもなく、表面をなぞって終わったという感じで残念。
実際に起きた事件。マスコミで何度も取り上げられた事件と犯人の異常性。それらと絵のタッチがよく合っていると思う。
今まで考えたこともなかったことだったので、インパクトのある表紙を見てすぐ購入した。やはり凶悪犯の思考は私たちの常識から逸脱していて理解しがたいが、もはやそれさえも本当は嘘なんじゃないかと思ってしまう。
凶悪犯の実録漫画。
ひとつひとつのエピソードの掘り下げは浅く、ダイジェスト的な印象で、「核心に迫る」というような迫力はない。
「アンビリバボー」の方が情報量は多いくらいだと思う。
ただ、なかなか中立的な視点で「人間」としての凶悪犯を描こうとしているように思えて、そこはちょっと好感を持った。
凶悪犯を、「異常な怪物」として排除したり、単純な悪役と設定したり、グロテスクな興味を煽ったり、そういうアプローチの方が漫画としてはやりやすいだろうが、それをしていない。
「こんなひどい奴がいたんだよ、許せないよね!異常だよね!」という感じではない。
「やったことは許しがたいが、彼らもまた、人間。いったいどこで歯車が狂ったのだろうか?」という語り口。
そして、その答えは、わからない。
その、わからない、ということをきちんと描いている気がして、そこは評価したいと思った。
このテーマを扱った作品は他にもありますが、こちらはドキュメント形式です
一話が前後編に分かれていて、内容は一つの事件のまとめといった印象でした
劇画調で、事件のあらましを簡単に追いかける分には分かりやすいですが、心理的な掘り下げはあまり無くて、あっさりした読み感です。
人生、どんな事があっても人を殺して良い訳がないと思いました。
なぜ、殺した人は捕まったあとも娯楽や食べ物を与えられるのか。
殺された人や家族、世の中を生きている人の方が辛い人生を過ごしているのではないのかと思いました。
悪い事をしていても生活していけるなんて、世の中は不公平です。
犯人にもいろんな過去があり、結果犯罪者になってしまったのだとしても、やはり被害者や遺族の気持ちになれば許せるはずもなければ、どんな人生を歩んできたんだろうと関係ないよな…と思いました。
ひどい事件だった。
遺族の方々は本当に悔しい思いをして今を生きていると思います。
身勝手すぎる事件。
この話を読んでも反対の思想を持つ人は理解できない。
刑が執行されても被害者は戻ってこない。
解っていますよ。せめて、いなくなれって事です。
被害者の気持ちを思うと本当に悲しい。