3.0
ただ戦争が悪
少女たちも、犠牲になった人たちも、ただこの時代に沖縄に生まれてしまっただけ。それだけで愛する家族と幸せに人生を終えることができなかったということを考えると涙が出てきます。自分たちが経験したことを後世に残してはだめ、と語り部になられる方もたくさんいらっしゃいますが、平和ボケした日本人にどれほど刺さるのか...。今、家族と平和に暮らせるだけでどんなに幸せなことか。ただ戦争が憎いです。
- 0
少女たちも、犠牲になった人たちも、ただこの時代に沖縄に生まれてしまっただけ。それだけで愛する家族と幸せに人生を終えることができなかったということを考えると涙が出てきます。自分たちが経験したことを後世に残してはだめ、と語り部になられる方もたくさんいらっしゃいますが、平和ボケした日本人にどれほど刺さるのか...。今、家族と平和に暮らせるだけでどんなに幸せなことか。ただ戦争が憎いです。
登場するユタの少女のように敗れることを読みながらも戦地に向かった人は、何を思い戦ったのだろう。戦争の話にふれるとき想像するだけで恐ろしく苦しいのだから、実際に経験された方を思うと言葉がみつからない。想像を絶するのが戦争だろう。戦争は二度としてはいけないという言葉を、今の時代に生きる自分は、平和ボケせずに考えていかなければと思う。
リアルな お話が 描かれています
この頃は つよく いなきゃ
ならなかった。女性陣達
自らも 槍を持ち 藁で できた人形
相手に 日々 特訓もしたり
したのでしょう!
追い込まれて 舌を 自ら噛みしめ
自害した方も 沢山いると
聞いたことも あります。
今の日本が 平和で あり
この先も その又先も ずっと
平和が 続くことを
願わずには いられません。
沖縄のひめゆりの搭。
歴史を何度読み返しても、悲しくなります。
絶対に歴史は繰り返したらいけないと、強く願うばかりです。
戦争を体験した世代が少なくなって、語り継がれることもなくなり、日本で戦争が起きたことが風化されていくようで、戦争に対するハードルが下がるのではないかと。(心配しすぎなのでしょうけど)
絶対に忘れてはいけないことだと、改めて思いました。
あまりにも悲惨な戦争の現実を目の当たりに、レビューを書くことが辛い作品でした。残酷なことしかない戦争はもう無くなってほしいし、男女平等になったとはいえ、今戦争が起きたら女性の犠牲の方が増えるのは事実、男性も妊娠するということがない限り男女平等はない様に思えて仕方ない
平和学習に力を入れている地域に住んでいますので、子供の頃から戦争の歴史についてはよく学んできました。実際に戦争をしていた頃の話を伝えられる方達は、年々少なくなっています。このような漫画でもそれを伝えていくことはとても大切だなと思います。
「お国のために」と信じた言葉。
でもその「国」の中に「沖縄」は入っていなかったーー。
十美子の言葉、胸に突き刺さりました。
いまではもう「お国のために」なんて不謹慎なギャグで言ってもわかる人すら少ないんじゃないかと思えるヌルイ時代になりました。コミックで読んでも感じるところが違うんだな~と(他の方のレビューをみていて) 正直な感想を書くのを躊躇しました
戦争中って、正常に物事が考えられなくなってた時代なんだなとつくづく重い知らせれます。生きる事に必死でそれ以外の贅沢はなかったんだろうと。みんな幸せになることを望んでるんじゃなく生き抜く事を望んでた時代。考えされられます。
実際にあったひめゆり女学隊の人達の話がリアルに書かれていました。絵は雑だなと思いますが、とても話の内容が分かりやすく、登場人物の人間味がよく書けています。次はどうなるんだろうと展開が気になってつい課金して読んでしまう作者さんです。