みんなのレビューと感想「からゆき哀歌～異国に●られた日本の女たち～」（ネタバレ非表示）（7ページ目）

人間の表も裏も描かれた赤裸々な話

明るく前向きに進む主人公が描かれる中で、いかにもなお金のことしか考えない人たちや嫉妬心や絶望感、猜疑心で苦しむ色々な人たちの姿がとても生々しく、でもとても引き込まれます。

読んだ

原作だか、元ネタだかの本読んだ。親のため、家のために娘が女を売る。外地じゃ逃げる所もない。差別と貧困。帰国しても居場所さえない。教育もないから、生きる術を知らない。悲しい。

安武先生のストーリー好きです。すごく悲しいけど、実際にあったことなんだろうなぁと思います。歴史もすごく勉強されてると思います。

こんな事

が起きている世界が現実にあったんだよなと思うと心が痛くなります。。
でも、家族のためと身体を売る事が自分には出来ただろうか。

かわいそう

このまんがを読んでいて～こんな人生も人によっては昔はあったしひどいあつかいをされることもあったんだなと思ったら怖くなりました。

この作者は時代的に立場の弱い貧しく生まれた女性たちを描いて興味があります。
課金してさらに読みたいです。

貧しい農家とかの親が生きる為に仕方なく娘を遊廓に売ったと言う話しは読んだり聞いた事ありましたが外国に女郎として売られた日本人が数多くいた事実を初めて知りました見知らぬ土地で言葉も分からず、どんなに不安で心細かったか胸が苦しくなります。

今の苦しみとは又別

今は今で苦しいと感じる世の中だが
昔の女は本当に欲というより
生きるのに精一杯で生きてきたと思うと
本当の苦しみは別だろう

女性として

チヌちゃんの話つながりで読んでみた作品。
女性であるために虐げられ、利用され、苦い思いをしてきた歴史。
まぎらもなく過去に当然のようにあった世界で、哀しくなります。
そんななかでも逞しく生きていく女性の姿は、美しい。誇りをもって生きてる姿はまぶしい。

切ない

ストーリーは切ないというか、本当に昔はこんなはなしが普通にあったんだろうなあと複雑な思いになります。もう少し絵が綺麗なら言うことないんですがね