みんなのレビューと感想「からゆき哀歌～異国に●られた日本の女たち～」（ネタバレ非表示）（30ページ目）

これがそう遠くない日本の話なのかと思うと本当に信じられない。しかし、彼女たちのお陰で今の豊かな日本があるのも確かなんだなー。

女心が切ない

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過酷な運命の中で、それでも育む女心が切ない。下見て暮らせを地でいく縦社会。
お嬢様だったのに一夜にして慰み者になるなんて。

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友だちと恋人にいつの間にか裏切られても、いつか命ある限りは今いる国を出てみせる！という強い意志。
尊敬します。

女郎系の作品が好きでこの作品も読み始めました。やっぱり女性が恵まれない環境でも強く生きていく様は美しいなぁ、と思いながら読み進めています。この作品が好きであれば、「声なきものの唄」もオススメです。

こういうの見ると昔の人はなんて強い女性が多かったんだろうと思う。まだ子どもの年なのに…今じゃあ、考えられないもんな。今の平凡な幸せを改めて考えさせられる内容だな。

せつない

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主人公の女性の明るさに救われてますが、内容としては、昔の貧しい農村の女性が海外に売られた悲しい話。とてもせつないですね。

ストーリー

安武わたる先生の作品は毎回主人公の女の子が綺麗でしっかりして燐としているから悲しいお話しでも読んでて引き込まれます。

主人公の女性達が辛いことばかりなのに前向きで強く、そして美しい。
昔はこういったことがあったのかと思うと恐ろしい。

好きなジャンル

なぜかこういうジャンルが好きです。安武さんの作品が好きなのでいつも課金してしまいます。また読みたい作品があって嬉しいです。

自分だったら

昔の人々の苦労があったから今の日本があるんだ、と歴史を学んでいるときに先生が言ったと思う。
でもこうして細かく話を知っていくと、自分がその時代に生きていたらどうだっただろうか、と思う。
本当に有難う、しか言いようがない。