みんなのレビューと感想「からゆき哀歌～異国に●られた日本の女たち～」（ネタバレ非表示）（20ページ目）

貧しい農村で、外国に売られていく娘達の物語です。どんなことをさせられるかも知らないまま劣悪な環境の外国船に乗せられ東南アジアに降り立ちます。、

恥ずかしながら

からゆきさんを初めて知りました。主人公は強い女性だなと思います。何も知らずに身体を売られ、愛した男性にも、守ってきた親友にも裏切られ、それでも強く生きています。辛い時代だなと思います。

強さとは

生きていくためには自分の身を売るしかなかった彼女たち。しかもきつい長旅の末、外国へ売り飛ばされてしまうなんて、ほんとにあった話だなんて信じられないけど、懸命に生きていく強さを感じました。

読みやすい

昔の女性は本当に大変だったなんだなぁと考えさせられます。
女性の人権はどこに？の時代に、誰も生まれる家を選べないのに、生まれた環境１つで、自分の意思反する仕事をせねばならないなんて…。
絵が読みやすくてサラッと読めてしまうのですが、考えさせられるマンガです。

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女郎やからゆきさんの哀しみもさることながら、みきとゆりと男の人間関係に考えさせられました。
こういうやり取り、現代でもよくあるから…
一見、弱々しい女性が一番したたかで男には積極的だったり、男は男であんな陳腐な台詞を吐くとは。結局、自分の思い通りになる女が好きなんだろうな。あの二人がどうなろうが知らないけど、みきは報われてほしいし、幸せになってほしい。

つらい

いつの時代も辛く苦しい人生はなくならないだろうけど。つらい。みんなが平安に暮らせる世の中になりますように願わずにはいられない

強いなぁ。
この作家さんの別の話を読んで、流れてきました。
共通して、主人公が強いなぁという印象。
見るに耐えない描画もありますかが、置かれた場所で強く生きる女性の話。
完結しているので課金して読もうと思います。

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歴史上あまり語られないからゆきさん。
幼くして海外に売られていく日本人女性がいたことを改めて考えさせられます。

強くたくましく、どんな逆境でも乗り越えられる人と、潰れてしまう人、流されてしまう人、いろいろだなぁ

忘れてはいけない歴史

からゆきさんのお話は幾度となく見聞きしましたが、漫画では初めて読みました。
こういったお話は女性が物として扱われ、いたたまれない気持ちになります。
きっと本当のからゆきさんは、もっともっと大変な思いをされた事と思います。
他のお話も時代や国は違えど強く生きる女性が描かれており、読んでいると力強さを感じました。

この漫画で、からゆきさんと言う言葉を初めて知りました。
辛い境遇に負けず、強く生きようとする主人公が美しくもあり悲しくくもありました。