みんなのレビューと感想「脂肪と言う名の服を着て」（ネタバレ非表示）（44ページ目）

考えさせられる内容でした

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さすが安野先生ですね。斬新な切り口と発想力で他の作家さんには真似できない感性の作品でした。

確かに人の幸せは平等にやってきません。ですが、努力でカバーできる部分は多少なりともあるというのが自分の考え方です。

このお話の主人公は痩せる努力はしましたが、結局幸せになりませんでした。太っていても痩せていても結局のところ不幸になる思考回路だったのでしょうね。
ただただ主人公が可哀想だったので、漫画として読むなら、努力によるハッピーエンドの方が自分的には夢があって良いかな。と思いました。

埋められないなにかを抱えている

モヨコさんは名前だけ知っていて作品はこれが初読みでした。
初読みにしてはヘビーなものを選んでしまったなと思います。
みんな孤独を抱えていて、なにかで埋めようとするけどそれもかなわない。
主人公の強迫観念や寂しさは、見ていて共感できるようなもどかしいような、、、。
普段目を背けているものを目の前にどさっと出されたような作品でした。

わかるわかるわ

食べちゃうよね、。すごいわかります、女性ってほんと止まらない時あるし、この子の気持ちも痛いほどわかる。ただ、友達と彼を選ぶ目はないなー、

切ない

でも 、最近気付いたんだけどさ。
自己否定か自己肯定かなんだよね。
自分次第では、デブだろうがブスだろうが何故かモテモテで愛されたりするしさ。
主人公の子は、否定的なんだよね。
だからか周囲に強気に出れなくて。
気持ちは分かるだけに、読んでいて切なかったです。

すごく、分かる。わかるから苦しい。足りなくなると嫌だからパスタを何本か増やしちゃうとか、細かいエピソードがリアルです。

イライラしちゃう、、

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ウジウジすんなー！自分の男に手を出されてんだから文句の一つでも言ってやれー！食って忘れれるって病気か！イライラするのに読んじゃうー！（笑）気になるー！（笑）

おもしろい

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もともと違う漫画サイトで読んでいましたが、続きが気になって、こちらでも病み始めました。痩せて幸せになれるのか

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あんなに太ってても彼氏はできるってことは中身が良くてそこに彼氏が気づいてくれたってことだけど、ネガティブすぎて読んでる方がつられる。

ダイエット経験者にとってはちょっと興味を引く漫画です。実際にあるんだろうなーって思わされます。ちょっとヘビーだけど、最後まで読みたくなると思います。

かなりのネタバレあり【注意】

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最後にこれといった救いは無い。主人公「のこ」がわかりやすく幸せになるという終わりかたではない。

しかし、のこをいじめてた、歪んだ美人マユミが逮捕されたという結果には少しスカッとした。そして、やはり歪んだ男である斎藤くんとノコが結婚しなかったのも良かった。斎藤くんのヒステリックな母親、あんな姑がいたら、幸せがさらに遠のくわ！

登場人物のなかでわりと好感もてたのは田端さんとエステのねえさん。

ところでノコは退院してこれからどうなるのかな？エステのねえさんはノコの「心がデブだから」摂食障害はなおらないだろうと暗い予言をしてるが、なんとかバランスを保って幸せに近づいていってほしい。

あるいは、ノコは藤本さんの愛人になってもよかったかも。私なら糖尿病などには気を付けつつ健康ポッチャリのまま、藤本さんに癒しを与えながら、自尊心を少しずつ高めていくべく工夫しつつ、藤本さんのお金（遺産）を少しもらって、らくなバイトでもしながら、のんびりと、ささやかな生活を平和に楽しみなから、その先の人生を生きていくだろう。
とても面白く読み進めました。いろいろ考えが深まったので、読んで良かった。