4.0
ありがちな話だけど
「吉原の赤い花」だけ読みました。
よくある話の展開ですが、
買って良かったです。
ハッピーエンドでもなく、
バットエンドでもなく。
こういう話は、
サクセスストーリーで終わると、
シラケると思うし、
救われない話だと、
読後感が悪くなると思うので、
この内容がちょうど良いです。
加恵の最後の台詞も、
ありきたりでしたが、
心に残りました。
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「吉原の赤い花」だけ読みました。
よくある話の展開ですが、
買って良かったです。
ハッピーエンドでもなく、
バットエンドでもなく。
こういう話は、
サクセスストーリーで終わると、
シラケると思うし、
救われない話だと、
読後感が悪くなると思うので、
この内容がちょうど良いです。
加恵の最後の台詞も、
ありきたりでしたが、
心に残りました。
売られて嫌々働く時代が
今やお金欲しさに自らこういう
商売に行く子多いなと思うわ。
こんな風に無理矢理させられて
辛い仕事なんだよって言うならわかる。
でも自分から行ったやつが
辛い大変な仕事なんだよってゆってると
じゃあ地道に稼いで節約しろよって
思ってしまうな。
今と昔の違いがよくわかる作品だな。
1話目の先が気になって課金して読みました。仇討ちがあっけなく終わってしまったのが物足りなかったです。この時代、女郎から脱するには身請けしか方法がなかったのでしょうか。名誉回復とならず哀しい結末です。
親のための縁談までは今でもよくある話で、親の借金の為に身売りさせられるのも今でもある話かなぁとは思う。なかなかそこから逆境を跳ね返して、親の仇を討つ為にどうすればいいのか考えて行動する主人公は見ていて健気ではあるので、応援したくなるし、どのように成長し、仇を取るのかも今後期待できる作品。ただ内容としてはありがち。
史実にどれだけ基づいているかはさておき、実際に虐げられていたのはいつの時代も女性だったと、改めて考えさせられました。
こういう歴史があるから、セクハラ、性犯罪、被害者のネット等による二次被害と言う問題が残るのでしょう。
男性の性欲に寛容であり過ぎる事がなによりもの問題。
収録されている4作品全て購入しました。
胸が締め付けられるストーリーでした。
仕方ないけど女にはそれしか稼ぐ方法がなかった。
現代に生まれた私はきっと割りきれないと思います。
こんなことがあったということを忘れてはいけない。
美化してはいけないと思いました。
この作者さんの本はどれもオススメです!
声なきものの唄からの流れで『吉原の赤い花』を読みました。
下層の女郎屋に売られた女の子の物語でした。
借金のかたに売られてしまった女性が独り立ちしていく姿がりりしく悲しく美しかったです。
悲惨な物語なのですが、なぜかこのお話には勇気を貰えます。
お時間あればぜひ!読んでみてほしい作品です。
貧しい家の娘はどこの村や町でも身体を売ることをしてたのでしょうね。家族の為とは言え、悲しい。いやだ!と声をあげることもできなかったんだろうね。今を生きる我々も昔を知ることは大事だと思う、コロナ禍で生活の為に身体を張っている人が増えた。とニュースでみました。人はいつの時代もかわらないのかな。
父親が陰謀により失脚、切腹させられてどれほど悔しかっただろう。お家断絶、時代柄、吉原に売られ、無理矢理に経験させられた相手が己の罪を父親に擦り付けた因縁の相手と知り、仇討ちを誓い、女郎の中で昇りつめようとする。そのへんの割切りとプライドはやはり武家の女。小気味良い展開で先が楽しみです。
吉原では実際にこんな事もあったんやろうなーと思わせるようなお話でした。
女が何の後ろ楯もなく生き抜く、のしあがる為には、自分の身体ひとつでやるしかないとは、時代が時代だけにやむ無しとは言え、同じ女として切ないの一言。本懐を遂げた主人公がこれから幸せになればええなと密かに願います。